2012/09/15

孫一華 - 一吻定情 (楽聲, FTV326, 7")

台湾版の「恋をするなら」。かなり多くの人に歌われいくつかのヴァージョンがあるようですがこれはシンプルなほうのカヴァーですね。

「望穿秋水」のほうは美空ひばりの「長崎の蝶蝶さん」。原曲どおり途中「さくら」のメロディーも挿入されていたりしていい感じ。

中華圏の流行歌曲に日本の歌謡曲が果たした役割は大きいんですね。源流を知ってか知らずかここからさらにマレー系ポップスにも2次利用されていきますし。こういう文化的な共通項での共栄の実態は"大陸以外"ではずっとあったのになーとか思います。ま侵略の名残なのかもしれませんが。戦後アメリカを受け入れた日本のように、日本を受け入れてくれた各国があると。

孫一華 - 一吻定情

孫一華 - 望穿秋水

2012/09/14

櫻花 - Sakura (EMI, ECHK615, 7")

でRita & Sakuraは櫻花(Ying Hua)の方がタイプ。の日本語カヴァー盤。和装も素敵にお似合いです。

ほっのっおっのよおおに~な橋幸夫大先生「恋をするなら」カヴァーも最高ですが、先祖還りのような「さくら」を挟んだB面のメドレーもいいなぁ。

にしてもバックにまともな人がいたのか知りませんがこちらの日本語は陳和美と違って至極まとも。というかなぜ彼女は来日させなかったのでしょうかね。スターすぎて断られたのかなー。そもそも結局日本人の血は入っているのかいないのか。

櫻花 - Omoidewo Arigato-O

櫻花 - Koio Surunara

櫻花 - Konichiwa Akachan/Sakura/Sukiyaki

2012/09/13

櫻花 与 凌雲 - Sakura And Rita (EMI Columbia, S-33ESX620, LP)

んでまたいいジャケ。再びアジアのスター凌雲と櫻花によるガールズデュオの、"ソフトロック的ポップサイケ"とかにありがちな名デザインをあしらった69年盤。ヒット曲「ウナ・セラ・ディ東京」も収録。

RitaとSakuraがどっちが先に来てるかに法則ってあるんですかね、リーダー盤みたいな。って裏ジャケ見ると逆になってるっていう。拘り無いのか。

この人たちとかNancy Sitとかは周りの仕組んだ大人も含めて妙に完成度が高くて、ある意味個人的面白さは低いほうだったりはします。「ジ・亜モノ・ガレージ」というか。そのまんまというか。

つっても久々聞き返すと、バックバンドThe Questsの名演も光る みんなが求めてるほうの英語曲カヴァーもなんだかんだでやっぱりかっこいいなー。と素直に。

Sakura And Rita - 鄉下姑娘

Sakura And Rita - There's A Kind Of Hush

Sakura And Rita - Bala Bala

2012/09/12

洪佩佩 - 知道不知道 (白雲, ST1014, 7")

洪佩佩ことDoris AngとThe Sandboys。おなじく新加坡ことシンガポールのレイト60'sマイナー・アイドル。

見た目はまったくですが個人的に亜細亜ン・女子ガレージものに求めてる声ってVivianとかこれとかみたいのなんですよね。絶妙な非オトナ感と素人感。中途半端とか境界とかに惹かれます。

Yummyがなぜ神の魂になるのかも気になりますが、世界を駆け巡った南アフリカ産白人フォークロックFour Jacks and a Jillによるアコースティック名品"Master Jack"最高です。

いやぁナイスポーズ。

洪佩佩 - 神魂飄呀飄

洪佩佩 - 流浪者之歌

洪佩佩 - 知道不知道

2012/09/11

Vivian & The Kangaroos - Then Me Kissed Me (Swan, SE-4571, 7")

でなんも知らないシンガポーリアン・ガール・ヴォーカル・ヒット・カヴァー・ゴーゴーゆるかわ盤。

こちらもVivianの中国名すら情報出てこないのでほんとマイナーバンドなのでしょうかね。ガレージと呼ぶにはあまりにゆるやかな流れ、オールディーズと呼ぶにはモダンな違和感。

"Then He Kissed Me"が自己愛のような誤字になってるのも含めて、シンガポール盤のいい意味でのゆるさがよく現れた一枚です。

時間の流れがこんなにゆるやかでも良かった時代があったのかーと。

Vivian & The Kangaroos - Then Me Kissed Me

Vivian & The Kangaroos - Catch A Falling Star

Vivian & The Kangaroos - Stupid Cupid

2012/09/10

馬各蓉蓉 - 禪院鐘聲 (馬標, HBEP114, 7")

クズの日に10円盤もうひとつ。詳細わからない粵語・廣東小曲集。

主に歌っている方、蓉蓉さんの情報もまったく出てこないのですが「馬各」で一つの漢字です。。伴奏もクレジット無くよくわかりませんが音の悪さで妙に籠った分だけなんとなくウォール・オブ・サウンドというかバック・トゥ・モノな感じ。なんて。

ポップスとも歌謡曲とも民俗音楽とも言い難い中国歌曲はよくありますが、「禪院鐘聲」なる文字の意味からすると"The Sound of the Temple's Bell"ということでいいんですかね。仏教音楽?まあいわゆるオールディーズです。ともあれこういうゆるい音の塊りは癖になりますね。

馬各蓉蓉 - 襌院鐘聲

馬各蓉蓉 - 断腸紅

2012/09/09

張小英 - 親愛巴比多 (- , KEP-505, 7")

ハラハラ・ゴーゴーものと言えば、盤質最低な飛びまくり10円盤。よく10円も出したなと思います。

張小英ことZhang Xiao Ying/Chang Siao Ying (チャン・シャオイン)は広東省系でシンガポールで大活躍したスター歌手ですが、あまり聞かない名前の黄天然領導楽隊の伴奏が音のあまりの悪さと相まって非常にガレージィに感じて最高な気分なのです。

この辺って欧陽菲菲や鄧麗君も吹き込んでいるのでスタンダードなんでしょうかね。いつか100円くらいの盤を買い直したいと思います。

NW流れで連想ゲーム中だったら99 Recordsものとか上げたかった今日の良き日。思えば遠くに来たもんです。

張小英 - 甜蜜的笑語

張小英 - 火鳥

張小英 - 夢裡多甜蜜

2012/09/08

摩利士賓敦 領導 音符樂隊 - 阿蘭娜 (CORTERSIONS, TKE2227, 7")

Sakuraといえば中華圏にもよくあるカヴァー。

お顔のおかげで歌姫にはなれなかったけど声は可愛い彼女、楚音 (Choh Ying)を配したMaurice Patton & The Melodiansこと摩利士賓敦 領導 音符樂隊。バンドリーダー、モーリスの当て字も楽隊名の意訳センスも、「&」の部分に至るまで、とても素敵なバンドです。大ヒット歌手Simon Junior (西門魯尼)との絡みをはじめ数多くの若手のバックにもついていたりと中華圏全土に影響を与えたらしいチャイナビートバンドのハシリですね。

"Wooly Bully"みたいなガレージものも残してはいますが、多くはいわゆるA Go Go/Off Beat Cha Chaと言われるジャンルの、全体的にサーフインストの影を引きずったままヴォーカルを入れているような音作りなのでガレージ志向の方にはつらそうですが、それでも古きよきゆるさが詰まっています。

ジャケの雑な写真も好き。

Maurice Patton & The Melodians - 阿蘭娜 (Ah Rana)

Maurice Patton & The Melodians - Sa-Ku-Ra (櫻花)

Maurice Patton & The Melodians - 親愛的 (Pe-Pi-To)

2012/09/07

凌雲 与 櫻花 - Rita & Sakura Show (Columbia EMI, ECHK 627, 7")

というわけでマレーシアから香港まで広くアジアで愛された より中華系の歌姫、Rita Chaoこと凌雲とSakura TengことYing Huaこと櫻花によるデュオ。

「骨まで愛して」カヴァーなどなどなどもしているのでこちらのSakuraは日本語由来でしょうね。てかこのデュオって盤も情報も多く残っているようでいて経歴詳細伝わってきませんが、そもそもハーフなんでしょうか、櫻花。

"Hanky Panky"カヴァーや"Girls In The Garage"なイメージからそっち系の需要が高いみたいですが個人的にはこういう現地向けポップスの側面のほうが好き。ハハハが大好物です。

ちなみに全曲が男役と女役に別れてのかけあいデュエットなので、のSakuraの男装です。

Rita & Sakura - 拝年 (New Year Visit)

Rita & Sakura - 哈哈哈

Rita & Sakura - 傻瓜与野丫头

2012/09/06

Naomi & The Boys - Happy Happy Birthday, Baby! (Philips, ME-C136-NE, 7")

中華系Rita Chaoと並ぶ60'sシンガポールのガールポップ/ガレージ・マレー系歌姫Naomi Suriyaとお兄さんRobert Suriya率いるThe Boysによる悲しい誕生日カヴァー。知り合いに誕生日の人いませんが。

イギリス連邦なお国柄か辺境っぽさのかけらもないストレートな西洋ビートをかますわけですが、どうしてもB級ガレージのようなクオリティ、やっぱりなんだかたまりません。96粒くらい涙も出そうな悲しい歌にとてもマッチしたお声のNaomiは日本語由来よりは聖書由来なんでしょうかね。でもムスリム?

ちなみにこちらもお国柄インドネシア植民ロックを得意とするオランダの地味辺境ガレージレーベルGrey Pastからのアジアモノコンピ"Steam Kodok"にも収録されていました。

Naomi & The Boys - Happy Happy Birthday, Baby!

Naomi & The Boys - Please, Baby, Please

Naomi & The Boys - I Know