2012/08/16

Sadaharu Oh - Shiroi Ball (Columbia, GK-508, 7")

プロ歌唱に飽きたら、真性素人歌唱代表盤。

本当にさわやかっていうのはこういうもののことも言うんですよね。

キングサダハルのホームラン世界新記録達成記念盤、朝日(ABC子供の歌)から。

なんと実直に誠実に、下手くそですらない素敵な棒読み歌唱。感激します。むしろスキャットやってみて欲しい。マーチング・グルーヴ名盤。

Sadaharu Oh - Shiroi Ball

2012/08/15

Singers Three / Rainbow Orchestra - Zenkoku Kayou Scat Best 20 (Denon, CD-5015, LP)

コーラスグループといえば、脇役というか仕事人というか数々の匿名仕事をこなしてきた名グループ初期作。帯ではスリー・シンガーズ名義、ジャケではシンガーズ・スリー名義のお三方を迎えたタイトルそのまま盤。

処女アルバムとされる70年の『Foliole #2』よりも以前の69年9月のコピーライト。へぇ。あっち5曲でこっち20曲だしー、とか。まほかにも同時期に『シュビドゥバダ』盤とか残してますけどね。

3人の「ぷろふいる」や各曲紹介はもちろん、「いずこからともなく聞こえてくる、さわやかな唱法があるとするならば、どんな唱法があるでしょう!」と書いた直後に「スキャット唱法があります」と答えを出す名解説つき。

同年69年7月の伊集加代ソロアルバム『サバの女王・スキャット・エレガンス』にも収録の代表ナンバー「夜明けのスキャット」などなど数々の同時代名歌謡曲をカヴァー。

でもってその天使のようなさわやかさで、まさかの「オー・チン・チン」もこなしてます。「68年6月、劇団未来劇場公演「愛すること」の劇中歌として作られた曲で、アングラソングとして、ハニー・ナイツが歌って大ヒットした曲です」だそう。

森進一の紹介を「歌謡界のドル箱スター」と評したりなかなか良い文章ですね。

Singers Three / Rainbow Orchestra - Oh Chin Chin

Singers Three / Rainbow Orchestra - Iki Na Uwasa

Singers Three / Rainbow Orchestra - Nagasaki Wa Kyou Mo Ame Datta

2012/08/14

Honey Nights - Oh! Chin Chin (DENON, CD-28, 7")

正統的歌唱といえば、『妖怪人間ベム』等 子供向け作品で知られる大真面目実力派コーラスによる、背筋を正して聞くべきもうひとつの有名ちんちん歌謡A面、、

はまあいいとして、B面の、12、3歳の女の子を裏山の雑木林でXX、、なロリータ愛好歌謡が、、んー。肝心の冒頭の児童ポルノ的部分は歌詞カードに載せていない、っていうあざとさも。フール・サンズって英語綴りがわからないですがバカ息子という意味を込めてFool Sonsですかね。

どちらも民謡かと思ってましたが巨星小林亜星先生作曲なんですね。A面作詞は水森亜土の夫の里吉しげみ、と読んでジャケにも納得。

Honey Nights - Oh! Chin Chin

Fool Sons - Zohki Bayashi Ni Tsuki Ga Deru

2012/08/13

Kyu Sakamoto - Minna De Waraimasho (Toshiba, TP-1351, 7")

歌を渇望し始めた僕がいるのでひとまずすっきり幸せ盤。ここ数日、和というか言葉からの脱出を試みたのですが戻ってみましたもう少し。

家庭の娯楽っていえばやっぱり九ちゃんです。ほっとするなぁ。


でもこの笑い声、外国人が聞いたらけっこうなモンド盤だと思います。ゆるい時代ならではの完全な人種蔑視・女性軽視発言差し込まれてますが国民的スターが歌えばいいもんなんでしょかね。

僕の彼女はね、とっても歌が好き。

Kyu Sakamoto - Minna De Waraimasho

Kyu Sakamoto - Let Kiss (Jenkka)

2012/08/12

Elsa Popping And Her Pixieland Band - Delirium In Hi-Fi (Columbia, WL106, LP)

心地よさそうで心地よくなさそうで心地よいファニーでストレンジでキュートなインスト系大名盤。

「恋は水色」でおなじみの仏イージーリスニング大家Andre Popp先生が、"サウンド・エフェクト・ウィザード"の異名をとるエンジニアPierre Fatosmeを従えた匿名変名すてきなバンド名儀によるラウンジ・モンド・アドヴェンチャー名盤「精神錯乱・イン・ハイファイ」は時空を歪ませ50年代に表出した現代。

エコー、逆回転、スピード調整、ディレイ、変調、多重録音、カット&ペースト、てかまぁお家芸のミュージックコンクレート、、の手法で編み出されたアヴァンギャルドで過剰なコラージュ・テープ編集と、ポルカ/ラグタイム/ビッグ・バンド・ジャズ/オーケストレイション/ハイトーン・スキャット/口笛/うがい、、を当然サンプラーもシーケンサーも無しに自身の実験的ポップセンスだけであの時代に掛け合わせるって、BeatlesやJoe Meekがパクっていたとしても不思議ではないです。というかできることなら僕がパクってみたい。そうさ今こそ。アドヴェンチャーズ・イン・サウンド。

犬が聞いて死んだ音楽もあるそうですがこちらはワンちゃんもヘッドフォンで安心?の家庭の娯楽ミュージック。にどうにか仕上がっているのが驚異。本気の冗談音楽決定盤です。

ジャケ右奥のおばさんの寝そべり聴きにあこがれ。

Elsa Popping And Her Pixieland Band - Java

Elsa Popping And Her Pixieland Band - La Polka Du Roi

Elsa Popping And Her Pixieland Band - La Polka Du Colonel

2012/08/11

Charlie Santiago & Eddie Montalvo - Drum Solos Vol.1 Featuring: Conga, Bongo, Timbale And Full Rhythm Section (Latin Percussion Ventures, Inc., LPV445, LP)

ラテンで指南モノといえばなんというかたまには本格盤。両先生によるラテン・パーカッション指南お手本レコ。

ラテンジャズ/レアグル的には名門の感もある Martin Cohen率いる打楽器製造会社Latin Percussion Ventures社による地道な顧客開拓盤の一枚です。現在ではLP社として一流のミュージシャンを顧客にブランド化しているようですね。

テクニック学ぶ気なんてさらさらありませんが、すごいを通り越してひたすら心地よい。楽器買わないけどこのシリーズ全部欲しい。ミニマルなエレピを繰り出すGilbert Colon氏もいいなぁと思ってソロ無いか探したくなります。

ちなみにB面は練習用の「カラオケ」ですがより催眠的に脳に刻まれるバックトラックもやばいです。これで学ぶって人にならさしあげても良いです。

Charlie Santiago & Eddie Montalvo - Cha Cha A La Kako

Charlie Santiago & Eddie Montalvo - Last Break Guajira

Charlie Santiago & Eddie Montalvo - Bing's Montuno

2012/08/10

Nippon Columbia - Demonstration Test Record For Ultra Sound Listening Enjoyment (CBS, TYS-1001, 7")

で全然お洒落じゃないジャケに包まれた、よくあるステレオシステム・セッティング指南レコ。

変わっていく時代だったんですねー。MP3の聴き方を解説したダウンロード音源、とかが出ない世の中で残念です。

僕が唯一持ってる東京キューバンボーイズ音源かもしれない、「証城寺の狸囃子」のアレンジ最高です。

上手なきき方③の「レコードを大切にして下さい」に はいっ!と答えたい一枚です。

Columbia Stereo No Kaisetsu.1

Tokyo Cuban Boys - Oye Negra

Tokyo Cuban Boys - Shojoji No Tanuki Bayashi

2012/08/09

V.A. - Kinjirareta Koi - Sekai No Golden Pops 120 (Dynagroove, 18S-11, LP)

あまりにもお洒落なジャケットに包まれたインストグルーヴ有名コンピレーション。

その有名さとは裏腹に伊集加代 x 中村八大な話題しか出てこないので手ごろな値段で聴いてみたのですが、まあそうかと。リーダーズダイジェストものですしね。

肝心の「月影のランデブー」も個人的にはオリジナルのほうが断然好み。Mindbendersの"A Groovy Kind Of Love"とかツボはついてますが。

にしても世界のゴールデンポップス120っていうのはシリーズ番号ですかね。妙に高かったり激安だったりしそうですのでご注意を。

Hiroshi Matsumoto To Blue Nights - Nagisa No Sha La La

Hachidai Nakamura Quintet - Tsukikage No Rendez-Vous

Shungo Sawada Quintet - Hoshizora No Romance

2012/08/08

Masami Kawahara Y Su Los Rumbelos - Latin Go Go (Takt, TS-510, 7")

和ラテンパーカッション大家・川原正美と彼の楽団による他ジャンル料理名演ゴーゴー・ブーガルーな抜粋盤。「いずれも今までのラテン音楽ではつくり得なかった楽しい演奏となっています。」

DJ的には"Day Tripper"が人気のようですが、踊らず体を揺らす程度に聴く分には"I Got Rhythm"辺りが最高です。

池玲子系のラテン・エロ・モンド・レコーディング「恍惚 / エクスタシー」はアナログリイシューしないかなぁ。

Masami Kawahara Y Su Los Rumbelos - Night And Day

Masami Kawahara Y Su Los Rumbelos - I Got Rhythm

Masami Kawahara Y Su Los Rumbelos - Day Tripper

2012/08/07

Kanji Harada To Allstars - Chuuto Hanpa Wa Yamete (Polydor, KR2143, 7")

引き続きなんとなく和洋折衷ジャケ。

和ジャズ大御所・原田寛治による名シリーズ「黄金のドラム」からの抜粋のようなドラム歌謡EP版は6曲収録。

ドラムブレイク大好きなDJ諸氏に好まれる盤でもあるのでしょうが、てか全編ドラムブレイクの場合ドラムブレイクと呼ぶのかわかりませんが、僕は単にイージーには聴けないイージーリスニングとして楽しみます。やべえ。

金髪の正座もまた良し。

Kanji Harada To Allstars - Chuuto Hanpa Wa Yamete

Kanji Harada To Allstars - Kanashiki Tetsudoin

Kanji Harada To Allstars - Hana Kuu Mushi No Samba