2012/08/20

Takuya Jo - Tomba De Ikou (Toshiba, TP-1465, 7")

でスタコイの菊池さんの変名後が城さんとのことで。

僕はスナッキーでは踊らない派なのですが、トンバでは行っちゃいます。

ムード歌謡ヒット「骨まで愛して」で有名ながらほかにも不思議な曲名をいくつか残している、ヨーデルを得意とするウェスタン歌手・城タク。

マリアッチ風味のラテン調ながらカウボーイハットにタンバリン、のなぞのリズム歌謡。チャカポコ転調は一体どこを目指したのかわかりませんし、そもそもトンバというリズムがこれ以外で存在していたのかもわかりません。まぁ架空の和製リズムなんでしょうね。

B面は尊敬する驚異の作詞家脚本家・川内康範先生作、と思ったら城タクってば甥に当たるらしいですね。裏ジャケの城タクは「おふくろさん」の森進一そっくりですが。ちなみにスタコイも手掛けたA面の作詞作曲・北原じゅんこと文れいじも兄なのだそうです。

プルルルーーー、ホワッホワッ、アイヤイヤイヤー!トンバトンバァー!

Takuya Jo - Tomba De Ikou

2012/08/19

Masao Kikuchi - Dakkya Dakkya Bushi (Toshiba, TP-1003, )

そういや、節といえばダッキャダッキャですがやっぱりこちらもB面が好き。「スタコイ」って「すげー怖い」ってことらしいです。まあ確かに。

デビュー曲「ひとりぼっちで」のB面曲の再収録とのことなので、よっぽどデンジャーシティトキオの啓蒙活動をしたかったんでしょうか。だっきゃ、が青森岩手の南部弁だそうなので、東北からの上京物語のよう。

日本初のラップ歌謡とも言われてるそうですが。田舎系ロカ/民謡ロックンロールもっと学びたいです。

Masao Kikuchi - Dakkya Dakkya Bushi

Masao Kikuchi - Sutakoi Tokyo

2012/08/18

Akira Mita - Wakai Tsubasa (Victor, SV-305, 7")

1962年、日本テレビ系のオーディション番組『ホイホイ・ミュージックスクール』で作曲家・吉田正に認められ芸能界入り、という三田さんもアキラ繋がり&ホイホイ繋がり。

前年の「若い港」に続く青春のりもの歌謡2作目。「空があるから僕らは飛ぶぜ」 かっこいい。。

ただ「乗せてやりたい可愛いあの娘 乗せちゃ飛べない空の上」とあるのでJA-3218機は一人乗りなのでしょうか。んなわけない気がしますが。

ちなみに関係ないですが、数年後にハイジャック事件に乗客として遭遇したらしいです。

Akira Mita - Wakai Tsubasa

2012/08/17

Akira Kobayashi - Sasurai (Columbia, SA-459, 7")

でこちらの素人みたいにいい歌聞かせるプロ歌手も。チンチンよりホイホイな気分。

マイトガイ・アキラの、民謡グルーヴB面。1960年、浅丘ルリ子と同棲していた頃、のようです。

数あるアキラの○○節は全部そろえたいところですねー。ホイのホイなんだぁ、で丸く収まる思考に憧れです。

あとドラムで雨を降らす雷様思想はほんと日本のドラム筋の伝統なんですね。

Akira Kobayashi - Akira No Hoi Hoi Bushi

2012/08/16

Sadaharu Oh - Shiroi Ball (Columbia, GK-508, 7")

プロ歌唱に飽きたら、真性素人歌唱代表盤。

本当にさわやかっていうのはこういうもののことも言うんですよね。

キングサダハルのホームラン世界新記録達成記念盤、朝日(ABC子供の歌)から。

なんと実直に誠実に、下手くそですらない素敵な棒読み歌唱。感激します。むしろスキャットやってみて欲しい。マーチング・グルーヴ名盤。

Sadaharu Oh - Shiroi Ball

2012/08/15

Singers Three / Rainbow Orchestra - Zenkoku Kayou Scat Best 20 (Denon, CD-5015, LP)

コーラスグループといえば、脇役というか仕事人というか数々の匿名仕事をこなしてきた名グループ初期作。帯ではスリー・シンガーズ名義、ジャケではシンガーズ・スリー名義のお三方を迎えたタイトルそのまま盤。

処女アルバムとされる70年の『Foliole #2』よりも以前の69年9月のコピーライト。へぇ。あっち5曲でこっち20曲だしー、とか。まほかにも同時期に『シュビドゥバダ』盤とか残してますけどね。

3人の「ぷろふいる」や各曲紹介はもちろん、「いずこからともなく聞こえてくる、さわやかな唱法があるとするならば、どんな唱法があるでしょう!」と書いた直後に「スキャット唱法があります」と答えを出す名解説つき。

同年69年7月の伊集加代ソロアルバム『サバの女王・スキャット・エレガンス』にも収録の代表ナンバー「夜明けのスキャット」などなど数々の同時代名歌謡曲をカヴァー。

でもってその天使のようなさわやかさで、まさかの「オー・チン・チン」もこなしてます。「68年6月、劇団未来劇場公演「愛すること」の劇中歌として作られた曲で、アングラソングとして、ハニー・ナイツが歌って大ヒットした曲です」だそう。

森進一の紹介を「歌謡界のドル箱スター」と評したりなかなか良い文章ですね。

Singers Three / Rainbow Orchestra - Oh Chin Chin

Singers Three / Rainbow Orchestra - Iki Na Uwasa

Singers Three / Rainbow Orchestra - Nagasaki Wa Kyou Mo Ame Datta

2012/08/14

Honey Nights - Oh! Chin Chin (DENON, CD-28, 7")

正統的歌唱といえば、『妖怪人間ベム』等 子供向け作品で知られる大真面目実力派コーラスによる、背筋を正して聞くべきもうひとつの有名ちんちん歌謡A面、、

はまあいいとして、B面の、12、3歳の女の子を裏山の雑木林でXX、、なロリータ愛好歌謡が、、んー。肝心の冒頭の児童ポルノ的部分は歌詞カードに載せていない、っていうあざとさも。フール・サンズって英語綴りがわからないですがバカ息子という意味を込めてFool Sonsですかね。

どちらも民謡かと思ってましたが巨星小林亜星先生作曲なんですね。A面作詞は水森亜土の夫の里吉しげみ、と読んでジャケにも納得。

Honey Nights - Oh! Chin Chin

Fool Sons - Zohki Bayashi Ni Tsuki Ga Deru

2012/08/13

Kyu Sakamoto - Minna De Waraimasho (Toshiba, TP-1351, 7")

歌を渇望し始めた僕がいるのでひとまずすっきり幸せ盤。ここ数日、和というか言葉からの脱出を試みたのですが戻ってみましたもう少し。

家庭の娯楽っていえばやっぱり九ちゃんです。ほっとするなぁ。


でもこの笑い声、外国人が聞いたらけっこうなモンド盤だと思います。ゆるい時代ならではの完全な人種蔑視・女性軽視発言差し込まれてますが国民的スターが歌えばいいもんなんでしょかね。

僕の彼女はね、とっても歌が好き。

Kyu Sakamoto - Minna De Waraimasho

Kyu Sakamoto - Let Kiss (Jenkka)

2012/08/12

Elsa Popping And Her Pixieland Band - Delirium In Hi-Fi (Columbia, WL106, LP)

心地よさそうで心地よくなさそうで心地よいファニーでストレンジでキュートなインスト系大名盤。

「恋は水色」でおなじみの仏イージーリスニング大家Andre Popp先生が、"サウンド・エフェクト・ウィザード"の異名をとるエンジニアPierre Fatosmeを従えた匿名変名すてきなバンド名儀によるラウンジ・モンド・アドヴェンチャー名盤「精神錯乱・イン・ハイファイ」は時空を歪ませ50年代に表出した現代。

エコー、逆回転、スピード調整、ディレイ、変調、多重録音、カット&ペースト、てかまぁお家芸のミュージックコンクレート、、の手法で編み出されたアヴァンギャルドで過剰なコラージュ・テープ編集と、ポルカ/ラグタイム/ビッグ・バンド・ジャズ/オーケストレイション/ハイトーン・スキャット/口笛/うがい、、を当然サンプラーもシーケンサーも無しに自身の実験的ポップセンスだけであの時代に掛け合わせるって、BeatlesやJoe Meekがパクっていたとしても不思議ではないです。というかできることなら僕がパクってみたい。そうさ今こそ。アドヴェンチャーズ・イン・サウンド。

犬が聞いて死んだ音楽もあるそうですがこちらはワンちゃんもヘッドフォンで安心?の家庭の娯楽ミュージック。にどうにか仕上がっているのが驚異。本気の冗談音楽決定盤です。

ジャケ右奥のおばさんの寝そべり聴きにあこがれ。

Elsa Popping And Her Pixieland Band - Java

Elsa Popping And Her Pixieland Band - La Polka Du Roi

Elsa Popping And Her Pixieland Band - La Polka Du Colonel

2012/08/11

Charlie Santiago & Eddie Montalvo - Drum Solos Vol.1 Featuring: Conga, Bongo, Timbale And Full Rhythm Section (Latin Percussion Ventures, Inc., LPV445, LP)

ラテンで指南モノといえばなんというかたまには本格盤。両先生によるラテン・パーカッション指南お手本レコ。

ラテンジャズ/レアグル的には名門の感もある Martin Cohen率いる打楽器製造会社Latin Percussion Ventures社による地道な顧客開拓盤の一枚です。現在ではLP社として一流のミュージシャンを顧客にブランド化しているようですね。

テクニック学ぶ気なんてさらさらありませんが、すごいを通り越してひたすら心地よい。楽器買わないけどこのシリーズ全部欲しい。ミニマルなエレピを繰り出すGilbert Colon氏もいいなぁと思ってソロ無いか探したくなります。

ちなみにB面は練習用の「カラオケ」ですがより催眠的に脳に刻まれるバックトラックもやばいです。これで学ぶって人にならさしあげても良いです。

Charlie Santiago & Eddie Montalvo - Cha Cha A La Kako

Charlie Santiago & Eddie Montalvo - Last Break Guajira

Charlie Santiago & Eddie Montalvo - Bing's Montuno