2012/01/31

Meiko Nakamura To Misuzu Jido Gasshodan - Uchujin Pipi (Kodama Press, KS-171, 2xFlexi)

ユルキャラブームに過去の視点から一石を投じる、N●Kで65、6年ごろ放送していたらしい子供もの。

2次元と3次元が交錯する作りだったようで、ディズニー映画がアシッド塗れなように今も昔も真面目な教育系漫画ってたいていエキセントリックですね。設定自体は藤子不二夫にもよくありがちな、異世界の住人が地球で大騒動を巻き起こすっていう痛快コメディドラマ。痛快、ってなかなかもう使えない古きよき日本語だなーとかふと考えてみたり。

お声はあの大女優ですが自然?にいい感じであれなので、Chipmunks好きにもJoe Meek好きにもどうぞ。

Meiko Nakamura To Misuzu Jido Gasshodan - Uchujin Pipi

Meiko Nakamura To Misuzu Jido Gasshodan - Pipi To Nakayoshi

2012/01/30

Border Boys - Tribute (Bootleg, - , 7")

Elをというかネオアコを代表するポップ職人Louis PhillippeによるLes Disques Du Crepusculeからの処女バンドの、一時期の宇田川町界隈では激レア盤だった12"。。の、あからさまにあのレーベルによる、大人の事情を飛び越えたブートレグ7"。そこに余った大量のデッドストック値下げ品をゲットしたりしたわけで。。

一世代上の方々は切なく涙する超名盤とかってよく言われますが、そういう文句とお値段とレコ屋にたむろするモロにボーダー柄なお兄さん方を常に目にしてきた僕らからするとまーそうでもないようなそうでもなくないような。若き日々のBeach Boys狂な部分をぶちまけたって意味では確かにいい曲。いいジャケです。

つってこんな青春の匂い醸し出せた人がのちにバカ殿ソングとか書いちゃうとは。でミッキーさんはなんでこんな焦ってるんだろう。マスオさんの「えぇぇーっ」みたい。


Border Boys - This Picture Is Nailed On My Heart


Border Boys - When Will You Be Back

2012/01/29

Mctells - Everything (Little Teddy Recordings / A frank Recording,LiTe702, 7")

でグェっとドナルド・ジャケのこちらはDIYブーム只中の85年英国、Swell MapsとThe Fallに影響を受けて始まったちょっとした伝説的ホームメイド・ジャングリー・トラッシュガレージ・インディー・ポストパンク・ノイズポップ・ロックンロール・バンドMctells。90年代Little Teddyの中で一番好きかも。

ちなみに中心Mark FlunderはTelevision Personalitiesの初期メンバーでのちにEx.RazorcutsのGregory Webster率いるSportiqueや、Damaged Goods常連Cee Cee Beaumontへの参加、さらには14 Iced Bearsの一連のキラー7""リリースでも知られる伝説的なFrankレーベルの主宰でもあったり。ただのジャンクなポップなんですが病み付きです。

Mctells - Donald

2012/01/28

Blue Orchids - Disney Boys (Rough Trade Japan, RT-9, 7")

Walt Disneyプロダクションより価値あるMayo Thompsonプロデュース、なのに地味に忘れられたポストパンク歌謡1stシングル。

最初期The FallのMark以外、1stアルバムリリース直後にThe Fallから分かれたマンチェ・パンクス残党によるだけあって、以降はエコバニと活動を共にしたりJohn Peelに気に入られたりのちにDurutti Columnに加入したりといろいろあるのにやっぱり地味。

ジャケが曇りのディズニーシーみたい。と思いだしたらディズニーがJoy DivisionパクリTシャツ出したのも納得できた気がします。

Blue Orchids - Disney Boys

2012/01/27

Q. K-Band - Disco Mickey Mouse (Disneyland Records / King, GK-296, 7")

突然の方向転換はBeatlesの上を行くスーパースターMickey氏による、世界的ブームに乗っかっちゃったトラヴォルタポーズのディスコ盤。

パワフルな女性ヴォーカルによるA面もいいんですが、わんぱく合唱団によるキッズ和ディスコ決定版なB面がキュートで手放せません。

演奏は宗大春男&休憩バンド。

Q. K-Band - Disco Mickey Mouse

Q. K-Band - Bokura No Mickey Mouse

2012/01/25

V.A. - Without The Beatles (Jarmusic, Jar 015-7, 7")

そしてやっぱり好カヴァー。80年代オブスキュアポップソングライターの3番手くらいにいるAlan Jenkinsが率いるインディーレーベルJar Musicからの、当時"Free As A Bird"発掘で沸いていたBeatlesバブル期96年のちゃっかりトリビュートLP、におまけでついていたこれでしか聴けない5曲。

アルバムのほうは、Chrysanthemumsの盟友Yukio Yung、XTCのDave Gregory変名Colin's Hermitsに、自身のCreamsやMartin Newellソロ、Psychic Circle主宰でもあるNick SalomanことBevis Frond、The Jet SetのPaul Bevoirにカンタベリーにまで顔を出す奇才Todd Dillinghamまで、その筋のオブスキュアインディーサイケポッパー勢揃いの珍盤ですが、

シングルもおまけとは言えない素敵盤。宅録仙人RSMによる掘り出し87年録音、Dave GregoryやCaptain Sensibleまで引き連れたCFVの94年来日ライヴ大阪公演録音、Yukio YungことTerry BurrowsによるFour Stiltons嘘か真か1954年録音、RSMの伴侶Krystyna Olsiewiczによる80'sアイドルポップみたいな"There's A Place"などなどたまりません。

Alan Jenkins & The Creams - (Beyond The Valley Of The) Yellow Submarine

R. Stevie Moore - And Your Bird Can Sing

The Cleaners From Venus - Day Tripper

2012/01/24

The Time Machine - Summer of love (Bam Caruso, NRIC 56, 7")

でその"Rubble"シリーズを出していた名ポップサイケ発掘レーベルBam Caruso Recordsから86年に出ていた同名バンド、Brian MarshallによるThe Time Machine。

The Left BankeやNirvana (UK)、SRCにPoetsにGantsなんかも出していた7"シリーズより。よくありがちな名前な上にB面の音もジャケのセンス無いコラージュもDukes以降の80年代キーボードネオサイケ感丸出しなので例の70年代のTime Machineとは異バンドだよね、、?とずっと思っていたら、同じくBam Carusoから2010年にBrian Marshall Orchestra名義でスパイものムードサントラ的ヨーロピアンジャズ盤(わりと良い)が出ていたのでこの盤もやっぱり80年代の単発プロジェクトなだけのよう。

にしても名曲メドレーはまさに愛の夏。

The Summer Of Love
Medley:San Francisco, Paper Sun, Flowers in the Rain, Whiter Shade of Pale, California Dreaming, All You Need Is Love


Another Scene (In Black & White)

2012/01/23

The Tables - The Fossil Record (Kippers, K13, 7")

99年のBeatlesジャケはBeatlesカヴァーというわけではなく埋もれたカセット音源発掘盤。

Beatlesの代わりといっちゃなんですが、例の名サイケコンピ続編"The Rubble Collection Vol.11"の収録曲を聴いて自分でもやってみたくなっちゃったという音楽ファン丸出しの流れで71年オブスキュアバンドTime Machineの仏産シングル"Turn Back Time"カヴァーを収録。

ついでにファンには嬉しいBartlebyのヘヴィメタ長髪を歌った代表曲"My Old Hair"のちょっとぺらい89年プロトタイプに、03年のラストアルバム"Nevermynd The Hillocks (Treble Without A Cause)"に再録された"Rodney & John"のオリジナル版も収録の 世界にいるかいないかわからない限定100人に向けた名盤です。

The Tables - Turn Back Time

The Tables - My Old Hair

2012/01/22

V.A. - Wake Up Your Windows Let's Do The Zombies (Zapruder Groove Records, - , 7")


でさらにTablesによるカヴァー。やっぱりやってたZombies、予想通りに"Friends Of Mine"。

こちらも2000年、趣向を変えてノルウェー・アメリカの5バンドによる7"コンピレーションです。あんまりジャケットは良くないですが元ネタが良いので音が悪くなるはずもなく。とはいえChrysanthemumsによる『Odessey And Oracle』丸ごとカヴァーにはちょっと敵わないのでもう一歩がっつりやって欲しかった気もします。


The Tables - Friends Of Mine

2012/01/21

The Tables - Play Idle Race (Kippers, - ,7")


レーベルを変えての2000年カヴァー企画もうひとつ、Pink Floydと張るポップサイケアイドルと言えばの納得の選バンド。現存するポップソングライターではJeff Lynneに一番近い気もするBartlbyによるハナ声、やっぱりハマってます。

そういやJulyやBig Boy Peteなんかもカヴァーしてましたね。

The Tables - I Like My Toys

The Tables - Sitting In My Tree

2012/01/20

The Tables - Play Pink Floyd (Two Zero Records, TZR002,7")




2000年のカヴァー企画、ピンクと言えばフロイド。誰もが憧れる狂気のSyd Barrettによるあの曲たちを恥ずかしげもなくカヴァーしてみたら、やっぱり子供じみたハナ声のおかげでどことなくオリジナル感が出るところがずるいです。そんな実際のBartleby氏は汚いヘヴィメタ的長髪野郎。

音楽がマジカルだったあの時代を掘れば掘るほど飽きのこなくなる名バンド。憧れを素直に形にできる人たちに弱いようです。

The Tables - See Emily Play

The Tables - Arnold Layne

2012/01/19

The Tables - Diary EP (Voices Of Wonder, VOW010,7")



ノルウェーのTVP'sフォロワー、というか60'sポップサイケ・マニアによる88年1st。大ファン。

中心人物Bartlebyのステージネームはドイツの盟友Bartlebeesと同じく『代書人バートルビー』由来、歌詞中にはダリにカフカ、プロデュースには微妙にもじったニセモノPHIL SPECTRE、とわかりやすく素敵な趣味をお持ちなわけですが、音もまんま『RUBBLE』や『CIRCUS DAYS』収録曲をハナウタでインディー化したようなポップネスで素敵です。

ちなみにバンドの趣味まんまを突き進みオスロの90年代を象徴していた名レーベル、Perfect Popの主宰でもあります。

The Tables - Diary


The Tables - All The Colours All The Words

2012/01/18

Most Wanted Men - One Side Up (Beat All The Tambourines, Tambeat 2, 7")



蒼臭い以外に何の繋がりもないジャーマン・モッド・ポップ・トリオの88年録音単体レコード唯一作。自分自身も蒼臭かった頃の一時期の個人的Most Wanted盤でした。

初期のDirect Hitsや(Biff Bang) Powderなんかにも近い、哀愁というよりやるせなさが漂う60's懐古ビートなメロディセンスとやはりのTVP'sフォロワーっぷり。残された音源すべてが好みですが、小さな7"に詰まった時代の空気にキュンとします。

のちにGroovy Cellerに発展し90年代にプチ・インディー・クラブ・ヒット。00年代には回顧盤リリース&一瞬の再結成も。

Most Wanted Men - One Side Up


Most Wanted Men - On My Mind

2012/01/17

Jedrzej Dmochowski- Sha La La (Whaam! Records, Whaam 9, 7")

Whaam!繋がりで英国ネオモッド・パワーポップ・ビートバンド代表格The V.I.P.'sのフロントマンによるダンシン・シャラララ・ソング82年作。

Syd BarrettとMarc Bolanならさぁどっち?って聞かれたら悩みながらときにはBolanかも知れない僕には、のちに勢い余ってTyrannosaurus Jedと化すJedrzej青年のまだまだ蒼臭いうっすらヴィブラートがたまらないのです。

Graham Fellows好きにもいいですね。

2通りあるジャケットデザインのこっちは、何も関係ないけどESPからのとあるフリージャズ名盤に似てる感じでなんかいい。

Jedrzej Dmochowski- Sha La La


ちなみにこれはもうすでにBolanでしかないどころではないですね。気づいたらその人そのものになっちゃってた、っていう好きの究極形。憧れる。

2012/01/16

Television Personalities - Three Wishes (Whaam! Records, Whaam 4, 7")

レコードにさせる自己紹介を。

82年8枚目。作曲やプロデューサーにAndy WarholやTimothy Learyを登場させる若気の嘘が愛らしい一枚には、よく見るとマトリクス的に"TURN ON TUNE IN DROP OUT"なんて彫られていたりもするこだわりのかっこつけも。そういうことに気づいて繋がっていく音の楽しさも教わりました。

だからファンとしてDistraught by confusionな今もIf I had three wishes

Wish you were here, there and everywhere...

from TAKUMI to Daniel.

Television Personalities - Three Wishes

2012/01/15

Bartlebees - You Are Still Beautiful (Little Teddy Recordings, LiTe710,7")

ふと思い立って。

93年ドイツ産もたつくDIY。

B1タイトルからしても始まりの一枚目に相応しくはないですが、寒空の2012年冬にはちょうどいい晴れ着ジャケット。新年明けましておめでとうございます。

ミュンヘンでひっそりとレーベルを運営するレコードマニアによる、FugsとShaggsの落し種みたいな計算された天然アヴァンパンクス。タイトル曲はDan Treacyも参加した1stアルバムの1曲目。プロデューサーはSir Mark Flunder、レコーディングはDr. Liam B. Watson、歌詞中にTVP'sも登場するB2のレーベルネタ"Little Teddy"のヴォーカルにはMr. Jowe Headと、あの頃のTelevision Personalities人脈もがっつり参加する直系しょぼガレージロケンロー名盤です。

Bartlebees - You Are Still Beautiful

Bartlebees - Little Teddy