2012/09/30

尤雅 - 尤雅之歌 - 你來了/愛的秘密 (Life, LFLP217, LP)

左右対称ジャケ第2弾。

テレサ・テン、アグネス・チャンほか台湾アイドルブームに乗って「優雅 (ユウヤ)」名義で台湾産南沙織として日本デビューを果たし、最近でもベスト盤CD「優雅 筒美京平を歌う」等で再評価著しい尤雅(ヤウ・アー)。今ならAKBにいそうな顔してますが、母国でも素晴らしいです。

テレサ・テンがオリジナルの"心愛的馬車"が好き。

ちなみにWikiより、「当時香港の小学生であったジャッキー・チュンやアンディ・ラウらは、優雅を偶像視していたという。」チュンて、と思ったらチェンじゃないほうもいるんですね。不勉強でした。

太陽神楽隊ことApollo Band伴奏。太陽神バンド、、、Sun Ra Archestraみたいなもん、、ではないです。

尤雅 - 愛的秘密

尤雅 - 心愛的馬車

2012/09/29

愛慧娜 - 我求你騙我騙到底 (White Cloud, EALP-134, LP)

The Stylersもので好きな盤。

シンガポール/インドネシア/マレーシアで活躍したErvinnaこと愛慧娜。インドネシアはスラバヤ出身の華僑の出自だそう。"Top Of The World"、"Beautiful Sunday"やBeatlesなど英米名曲カヴァーの多さでも一部で知られるソウルフル・アイドル歌手です。

香港ドルで結構な値段付いていたのも某所で見たのでわりと人気盤なんでしょうか。 タイトル曲が漢字の字面だけだと相当な悲しいやさぐれ歌謡な気がします。

ほか欧陽菲菲のファンク歌謡「恋の追跡(ラヴ・チェイス)」のグル―ヴィー中国語版「就這樣甜蜜活到底」から、やはりの西洋曲まで幅広く、なのですが、すべて「雲雁選曲」とクレジットされているので全カヴァーなんでしょね。オリジナル曲あるのでしょうか。ていうか選曲家っていいな。なりたい。

左右対称ジャケも素敵。

愛慧娜 - 就這樣甜蜜活到底

愛慧娜 - 星期六的舞会 (Dancing On A Saturday Night)

2012/09/28

陳寶珠 - 無敵女殺手 (百代, EPH3021, 7")

サントラ盤もうひとつ、「空中女殺手」に続くシリーズ完結作、68年テレビ?映画?「無敵女殺手」は文字通りのスパイもののようなんですが、広東オペラ・スターな主演女優Connie Chan Po-chuことチュン・バオチューこと陳寶珠のテーマソングがゆるいこと。ほのぼの人を殺すんでしょうか。

他に「女殺手虎穴救孤兒」とかあります。入らずんば、ですね。

陳寶珠 - 無敵女殺手

陳寶珠 - 阿哥哥

陳寶珠 - 可愛的青天

2012/09/27

郭炳堅 - 精武門 (鄭氏, JBEP007-23, 7")

映画ものといえば「ドラゴン怒りの鉄拳」こと「精武門」、のサントラ?なのかブームに乗っただけなのか。まこちらの郭炳堅(Guo Bing Kin、グオ・ビンジエン)さん、Bruce Leeもの結構手がけてるようなのでオフィシャルでしょうかね。ともあれ結構なグルーヴィン・オルガン・ミュージックです。

カンフー・エフェクトもブルース・リー写真もいい感じ。こういうのこそガレージ・バンドがカヴァーすればいいのになぁと思います。

郭炳堅 - 精武門

郭炳堅 - 花香人更香

郭炳堅 - 的士生涯

2012/09/26

黄清元 - 不要抛弃我 (Panda, YHLP1523, LP)

黄清元とThe Stylersもう一枚。改めて振り返って聴くとベースが静かに常に主張しまくってますね。曲によってはやっぱり若干サイケデリック。

わりとチャイニーズカヴァーが良く出てくる人気曲、ピンキーとキラーズ「恋の季節」や美空ひばり(美空雲雀)の「真赤な太陽」もしっかり演ってます。ちなみにこの曲、テレサ・テンこと鄧麗君ヴァージョンだと「熱情的月亮」と昼夜入れ替わってるんですよね。不思議。

「春殘夢斷」はトルストイのアンナ・カレーニナを原案にした1955年の香港映画タイトルでもあるそうです。

さらにちなみに黄おじさん、現在は普通のメガネをかけてしまっていてちょっと残念に思っております。てこのカラオケトラックやばい。



黄清元 - 熱情的太陽

黄清元 - 春殘夢斷

黄清元 - 我的戀愛

2012/09/25

黄清元 - 我要結婚 (Panda, YHEP190, 7")

おっさんもういっちょ。そういやこちらも「恋をするなら」カヴァーもある大物歌手・黄清元(Huang Qing Yuan/ホアン・チンユエン)の、チャイニーズ・銅鑼ムの奥深さを勝手に味わえる一枚。

そのままダブ化してもイケそうなゆるく地を這うグルーヴ感の歌謡曲をMopsのように支えるのは普段軽い演奏もこなせるThe Stylersなんですよね。幅広い実力バンドなんだなーと。にしてもThe Stylersは他の楽隊と違って中国語名が無いのかも、と本盤を見て気づきました。

向こうの方にも「这位外貌平凡(外見は常軌を逸している)」と評される黄清元のシンガポール版タモリもしくは丹波哲郎みたいな風貌も好きです。果たして結婚できたのか。

黄清元 - 我要結婚

黄清元 - 情人夢

黄清元 - 昨夜夢醒時

2012/09/24

凌震 - 美麗的星期天 (達徳, TTX1059, 7")

「抒情歌王」なる触れこみの凌震ことLing Chean (Ling Chen)。なんてことないおっさんです。

声質が苦手なのでとりたてて言うことも無いのですが、バックのThe Hawksこと群鷹楽隊におひとり西洋系?インド系?の方が混じってるのもGSでたまに見られた現象で面白いなーと。

"花開富貴"の銅鑼イントロは好き。

あとよくみるレーベルTatexが達徳だと判明。

凌震 - 美麗的星期天

凌震 - 恨你不回頭

凌震 - 花開富貴

2012/09/23

蔡咪咪 - 總是笑一笑 (麗歌唱片, AK-805, LP)

「天才玉女歌星」と銘打たれた蔡咪咪ほんとにソロ歌唱盤。こちらはプロの銀石電子楽隊が伴奏、ってSliverstonesですね。てそんな蔡咪咪ファンでもないんですけど。。

その後、東森電視事業グループのドン、王令麟に見初められ結婚・引退しセレブ生活、を送りながらも

07年頃から発覚した談合事件やら不正融資やら巨額背任やらの疑いが持ち上がり夫とともに起訴されたとかされてないとか。今もスキャンダルの渦中にあるようです。台湾語不勉強なので薄い曖昧な情報ですが、人生いろいろですね。
http://www.appledaily.com.tw/realtimenews/article/business/20120709/131359

ちなみにセレブ写真、前列左。


蔡咪咪 - 春天好賞花

蔡咪咪 - 梅蘭梅蘭我愛你

2012/09/22

蔡咪咪 及 五朶金花 - 快楽姑娘 (Boeing, AWK-048, 7")

で本物も。蔡咪咪及五花瓣合唱團のアルバムとまったく同じジャケットを流用しながら、名義としては蔡咪咪のソロ、に伴奏が五朶金花 (Five Golden Flowers)という不思議な構成。

五朶金花はまんま五花瓣合唱團だと思いますが権利関係で名前使えないとかあるんですかね。ちなみに「五朶金花」自体はもともと中国建国10周年記念映画として作られた59年の著名な映画タイトルだとか。

全曲アルバム収録で、やっぱりやってる"Obladi, Oblada"もいいですが個人的には"Mama Give Me A Guitar"が好き。

盤質やばすぎるのでまたいつか出会えることを願います。

蔡咪咪 及 五朶金花 - 咪咪猫

蔡咪咪 及 五朶金花 - 快楽姑娘

蔡咪咪 及 五朶金花 - 媽媽送我一個吉他

2012/09/21

五佳麗少女電子樂隊 - 青春的旋律 第二集 (崑崙, KLC-2070, LP)

で似たような名前の集団少女、Wu Jia Li Girls Electric Bandこと5人の華麗な少女によるエレキのバンド。で、あれ6人?と思ったらもう一人はなぜか蔡咪咪ちゃん。クレジットも無しに。

五花瓣合唱團と同一バンドなのかと思いましたがジャケを比べると違うようです。といっても年齢がこちらのほうがお姉さんなので成長しただけの可能性も?

でも謎なのはこちらは全編にわたって歌の無いインスト盤なんですよね。パワフル少女歌手、蔡咪咪いらなくね?っていう。写真さえ載せとけば売れるほどのアイドルだったのでしょうか。

本当に演奏しているなら驚異の出来。

五佳麗少女電子樂隊 - 別再来找我

五佳麗少女電子樂隊 - 郎變了

2012/09/20

白薇薇與五花瓣合唱團 - 探戈小黑貓 (Life, LFLP130, LP)

で絶対弾いてないギタージャケのようでやっぱり弾いているらしいジャケといえば、そんなこんなで中華x子供xモンドxガレージx歌謡がほんのり合わさった台湾産の好きな盤。

例のイタリアの童謡コンテスト「ゼッキーノ・ドーロ」入賞から、日本を含む世界中を席巻した「黒ネコのタンゴ」モノ、やはり中華圏でも。中華系・東南アジア系女性の歌声は総じて舌足らずに子供っぽいところが好きなのですが、リアル子供でもそんなに変わりませんね。

で企画モノ的なこの白薇薇 (Bai Wei Wei)  與 五花瓣合唱團、

実は「年頃なのね」の蔡咪咪 (サイ・ミーミー/Cai Mi Mi/Tsai Mi Mi/Bai Mi Mi/Cai Mei Mei/Chai Mi Mi...)が来日前の子供時代に率いていた「蔡咪咪及五花瓣合唱團」を引き継いだグループのようなのですが、海外ではよく"Five Petals Guitar Band"と表記されています。合唱団、なのでどう訳してもChorusかChoirだと思うわけですが実際どうなんですかね。日本でいうひばり児童合唱団とかNHK東京児童合唱団とかそんな感じ、とも違いますが。合唱してないし。まそういや「及」と「&」って役割だけじゃなくて形まで似ています。

ちなみに五花瓣は蓓蓓 (ギター)、秀秀 (キーボード)、珊珊 (ドラム)、琪琪 (ギター)、云云 (ベース)の5人。

ほぼカヴァーなわけですが作曲者や元ネタへの言及がとくに無く「改編」とだけ書いてあるのがほんと中国らしくていいなと。「赤鼻のトナカイ」とかも潔く中国語化。同じように日本語化した西洋由来歌謡曲もこういう風に聞こえてたのかと勉強になります。あと"Yummy Yummy Yummy"をうまい事変換できなくてYを残しちゃうくらいならそこは英語でもいいのに、と思うのですがこれたまに出てくるYみたいな漢字なんですかね。ま全曲最高。

ちなみにレーベルのLifeの中国語は今度は楽風になってます。いいね。

白薇薇與五花瓣合唱團 - 探戈小黑貓

白薇薇與五花瓣合唱團 - 想起你的笑

白薇薇與五花瓣合唱團 - Y咪 Y咪

2012/09/19

鄭君綿/梅欣/俞明/西瓜刨 - 四傻狂想曲 (伊人唱片, YE202, 7")

がっつり中国語にカムバック。してみたもののよく聴くとFAB4っていうオチです。

陳和美とのデュエット盤もある鄭君綿をはじめとする香港人コメディアンが4人集まったらしいコメディ盤。音楽的プロでは無さそうですがクレージーキャッツ的要素はあるのかも。

なんか翻訳にかけてもバカっぽいこと言ってるっぽい歌詞ではあります。恐らく字面通りの意味だと思われる「日日凌辱」とかも。。個人的にはB面の方が好き。

ソノタで超レアって言ってました。なんかやったね。てかやっぱり全員楽器弾いたこと無さそう。

鄭君綿/梅欣/俞明/西瓜刨 - 四傻狂想曲

狂人 - 世界大情人

鄭君綿/李紅 - 和氣生財

2012/09/18

薛家燕 - Day Tripper (南遊演唱歌選) (藍湖, BL101, 7")

やっぱりジャケがいい買い。弾いたこと無いギターを携えたNancyもかわいいです。まぁでもなんだかんだでNancy Sitは中華モノ集めはじめてみるとだらだらと増えていく人のひとりですよね。いっぱい出てるし。

B面が電影歌曲、らしく中国歌唱になっているので期待してみたんですが、、個人的にはそんなにでした。

しかし中華盤はたいがい盤質悪い。扱いがひどいとか気候がどうとかもそりゃあるんでしょうが、それだけ日常の中にあった音楽、ってことだとするとなんか許せます。盤質も歴史かと。各国音楽聴取の文化史についての本でもどなたか書いてくれないものでしょうか。

薛家燕 - Wooly Bully

薛家燕 - 露珠兒

薛家燕 - 海棠

2012/09/17

薛家燕 - I'm A Believer (Crane Brand Record, CBEP43, 7")

ガレージビート盤さらに。いやかわいい。裏ジャケの踊りが。

しかしやっぱり英語曲の英語カヴァーってストレート過ぎてほんとたいしたことないと思うのです。でも安いしジャケ買いしちゃうけど。

個人的に"I'm A Believer"そんな好きではないので他の3曲を。"Pretty Flamingo"大好き。

薛家燕 - Hanky Panky

薛家燕 - Hippy Hippy Shake

薛家燕 - Pretty Flamingo

2012/09/16

薛家燕 - Obladi Oblada (Life, EP2019, 7")

そういや真打、RitaやSakuraと並ぶもう一人の中華歌姫。香港を代表するガレージィ女優Nancy Sit Ka Yinこと薛家燕は、子役から大女優へと上り詰めたアジアのスター。

英国人を意識した土地柄からかGo Go (Hala Hala)な英語カヴァーを多く残しているので"Girls In The Garage"は元よりトランスワールドガレージ/アジアンビート的な評価がすこぶる高いわけですが、辺境歌謡的見方からするとあまり面白くはないお方。ではありますがジャケも含めてかっこいいのは事実です。

どこもかしこもBeatlesな時代ですよねー。中国語で歌われる"Lady Madonna"大好きなのですが、なんで"Obladi"のほうは完全英語なんでしょうか。なんかもったいない。ちなみに"Obladi Oblada"は東南アジアで死ぬほどの種類のカヴァー曲が出回っているBeatles最大の人気曲です。

台湾はじめ中華圏全土に広がる名門レーベルLifeが麗風になってるのお洒落。

薛家燕 - Lady Madonna

薛家燕 - Ob-la-di Ob-la-da

薛家燕 - Dizzy

2012/09/15

孫一華 - 一吻定情 (楽聲, FTV326, 7")

台湾版の「恋をするなら」。かなり多くの人に歌われいくつかのヴァージョンがあるようですがこれはシンプルなほうのカヴァーですね。

「望穿秋水」のほうは美空ひばりの「長崎の蝶蝶さん」。原曲どおり途中「さくら」のメロディーも挿入されていたりしていい感じ。

中華圏の流行歌曲に日本の歌謡曲が果たした役割は大きいんですね。源流を知ってか知らずかここからさらにマレー系ポップスにも2次利用されていきますし。こういう文化的な共通項での共栄の実態は"大陸以外"ではずっとあったのになーとか思います。ま侵略の名残なのかもしれませんが。戦後アメリカを受け入れた日本のように、日本を受け入れてくれた各国があると。

孫一華 - 一吻定情

孫一華 - 望穿秋水

2012/09/14

櫻花 - Sakura (EMI, ECHK615, 7")

でRita & Sakuraは櫻花(Ying Hua)の方がタイプ。の日本語カヴァー盤。和装も素敵にお似合いです。

ほっのっおっのよおおに~な橋幸夫大先生「恋をするなら」カヴァーも最高ですが、先祖還りのような「さくら」を挟んだB面のメドレーもいいなぁ。

にしてもバックにまともな人がいたのか知りませんがこちらの日本語は陳和美と違って至極まとも。というかなぜ彼女は来日させなかったのでしょうかね。スターすぎて断られたのかなー。そもそも結局日本人の血は入っているのかいないのか。

櫻花 - Omoidewo Arigato-O

櫻花 - Koio Surunara

櫻花 - Konichiwa Akachan/Sakura/Sukiyaki

2012/09/13

櫻花 与 凌雲 - Sakura And Rita (EMI Columbia, S-33ESX620, LP)

んでまたいいジャケ。再びアジアのスター凌雲と櫻花によるガールズデュオの、"ソフトロック的ポップサイケ"とかにありがちな名デザインをあしらった69年盤。ヒット曲「ウナ・セラ・ディ東京」も収録。

RitaとSakuraがどっちが先に来てるかに法則ってあるんですかね、リーダー盤みたいな。って裏ジャケ見ると逆になってるっていう。拘り無いのか。

この人たちとかNancy Sitとかは周りの仕組んだ大人も含めて妙に完成度が高くて、ある意味個人的面白さは低いほうだったりはします。「ジ・亜モノ・ガレージ」というか。そのまんまというか。

つっても久々聞き返すと、バックバンドThe Questsの名演も光る みんなが求めてるほうの英語曲カヴァーもなんだかんだでやっぱりかっこいいなー。と素直に。

Sakura And Rita - 鄉下姑娘

Sakura And Rita - There's A Kind Of Hush

Sakura And Rita - Bala Bala

2012/09/12

洪佩佩 - 知道不知道 (白雲, ST1014, 7")

洪佩佩ことDoris AngとThe Sandboys。おなじく新加坡ことシンガポールのレイト60'sマイナー・アイドル。

見た目はまったくですが個人的に亜細亜ン・女子ガレージものに求めてる声ってVivianとかこれとかみたいのなんですよね。絶妙な非オトナ感と素人感。中途半端とか境界とかに惹かれます。

Yummyがなぜ神の魂になるのかも気になりますが、世界を駆け巡った南アフリカ産白人フォークロックFour Jacks and a Jillによるアコースティック名品"Master Jack"最高です。

いやぁナイスポーズ。

洪佩佩 - 神魂飄呀飄

洪佩佩 - 流浪者之歌

洪佩佩 - 知道不知道

2012/09/11

Vivian & The Kangaroos - Then Me Kissed Me (Swan, SE-4571, 7")

でなんも知らないシンガポーリアン・ガール・ヴォーカル・ヒット・カヴァー・ゴーゴーゆるかわ盤。

こちらもVivianの中国名すら情報出てこないのでほんとマイナーバンドなのでしょうかね。ガレージと呼ぶにはあまりにゆるやかな流れ、オールディーズと呼ぶにはモダンな違和感。

"Then He Kissed Me"が自己愛のような誤字になってるのも含めて、シンガポール盤のいい意味でのゆるさがよく現れた一枚です。

時間の流れがこんなにゆるやかでも良かった時代があったのかーと。

Vivian & The Kangaroos - Then Me Kissed Me

Vivian & The Kangaroos - Catch A Falling Star

Vivian & The Kangaroos - Stupid Cupid

2012/09/10

馬各蓉蓉 - 禪院鐘聲 (馬標, HBEP114, 7")

クズの日に10円盤もうひとつ。詳細わからない粵語・廣東小曲集。

主に歌っている方、蓉蓉さんの情報もまったく出てこないのですが「馬各」で一つの漢字です。。伴奏もクレジット無くよくわかりませんが音の悪さで妙に籠った分だけなんとなくウォール・オブ・サウンドというかバック・トゥ・モノな感じ。なんて。

ポップスとも歌謡曲とも民俗音楽とも言い難い中国歌曲はよくありますが、「禪院鐘聲」なる文字の意味からすると"The Sound of the Temple's Bell"ということでいいんですかね。仏教音楽?まあいわゆるオールディーズです。ともあれこういうゆるい音の塊りは癖になりますね。

馬各蓉蓉 - 襌院鐘聲

馬各蓉蓉 - 断腸紅

2012/09/09

張小英 - 親愛巴比多 (- , KEP-505, 7")

ハラハラ・ゴーゴーものと言えば、盤質最低な飛びまくり10円盤。よく10円も出したなと思います。

張小英ことZhang Xiao Ying/Chang Siao Ying (チャン・シャオイン)は広東省系でシンガポールで大活躍したスター歌手ですが、あまり聞かない名前の黄天然領導楽隊の伴奏が音のあまりの悪さと相まって非常にガレージィに感じて最高な気分なのです。

この辺って欧陽菲菲や鄧麗君も吹き込んでいるのでスタンダードなんでしょうかね。いつか100円くらいの盤を買い直したいと思います。

NW流れで連想ゲーム中だったら99 Recordsものとか上げたかった今日の良き日。思えば遠くに来たもんです。

張小英 - 甜蜜的笑語

張小英 - 火鳥

張小英 - 夢裡多甜蜜

2012/09/08

摩利士賓敦 領導 音符樂隊 - 阿蘭娜 (CORTERSIONS, TKE2227, 7")

Sakuraといえば中華圏にもよくあるカヴァー。

お顔のおかげで歌姫にはなれなかったけど声は可愛い彼女、楚音 (Choh Ying)を配したMaurice Patton & The Melodiansこと摩利士賓敦 領導 音符樂隊。バンドリーダー、モーリスの当て字も楽隊名の意訳センスも、「&」の部分に至るまで、とても素敵なバンドです。大ヒット歌手Simon Junior (西門魯尼)との絡みをはじめ数多くの若手のバックにもついていたりと中華圏全土に影響を与えたらしいチャイナビートバンドのハシリですね。

"Wooly Bully"みたいなガレージものも残してはいますが、多くはいわゆるA Go Go/Off Beat Cha Chaと言われるジャンルの、全体的にサーフインストの影を引きずったままヴォーカルを入れているような音作りなのでガレージ志向の方にはつらそうですが、それでも古きよきゆるさが詰まっています。

ジャケの雑な写真も好き。

Maurice Patton & The Melodians - 阿蘭娜 (Ah Rana)

Maurice Patton & The Melodians - Sa-Ku-Ra (櫻花)

Maurice Patton & The Melodians - 親愛的 (Pe-Pi-To)

2012/09/07

凌雲 与 櫻花 - Rita & Sakura Show (Columbia EMI, ECHK 627, 7")

というわけでマレーシアから香港まで広くアジアで愛された より中華系の歌姫、Rita Chaoこと凌雲とSakura TengことYing Huaこと櫻花によるデュオ。

「骨まで愛して」カヴァーなどなどなどもしているのでこちらのSakuraは日本語由来でしょうね。てかこのデュオって盤も情報も多く残っているようでいて経歴詳細伝わってきませんが、そもそもハーフなんでしょうか、櫻花。

"Hanky Panky"カヴァーや"Girls In The Garage"なイメージからそっち系の需要が高いみたいですが個人的にはこういう現地向けポップスの側面のほうが好き。ハハハが大好物です。

ちなみに全曲が男役と女役に別れてのかけあいデュエットなので、のSakuraの男装です。

Rita & Sakura - 拝年 (New Year Visit)

Rita & Sakura - 哈哈哈

Rita & Sakura - 傻瓜与野丫头

2012/09/06

Naomi & The Boys - Happy Happy Birthday, Baby! (Philips, ME-C136-NE, 7")

中華系Rita Chaoと並ぶ60'sシンガポールのガールポップ/ガレージ・マレー系歌姫Naomi Suriyaとお兄さんRobert Suriya率いるThe Boysによる悲しい誕生日カヴァー。知り合いに誕生日の人いませんが。

イギリス連邦なお国柄か辺境っぽさのかけらもないストレートな西洋ビートをかますわけですが、どうしてもB級ガレージのようなクオリティ、やっぱりなんだかたまりません。96粒くらい涙も出そうな悲しい歌にとてもマッチしたお声のNaomiは日本語由来よりは聖書由来なんでしょうかね。でもムスリム?

ちなみにこちらもお国柄インドネシア植民ロックを得意とするオランダの地味辺境ガレージレーベルGrey Pastからのアジアモノコンピ"Steam Kodok"にも収録されていました。

Naomi & The Boys - Happy Happy Birthday, Baby!

Naomi & The Boys - Please, Baby, Please

Naomi & The Boys - I Know