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2012/06/11

Jaguar Yokota - Ai No Jaguar (Minoruphone, KA-2112, 7")

ダンプ松本の名盤「極悪」と張る女子プロ2大インパクトジャケなこちらはダンプと同じく声がかわいいのです。現在の酒やけ声しか知らない世代には信じられないというかもうゴーストシンガーじゃないのか?と思うくらいですね。全体的にとてもニューウェーヴ。

一瞬「ハイティーン・ブギ」かと思いますが、もちろん歌詞も最高。。

ちなみに旦那の木下医師もかつてはハードコアパンクスTranquilizerとしてフレキシレコードを出しています。テレビでは恥ずかしい過去としてバカにされたりしていましたが、いまだ海外のコレクターには人気盤だそう。B面も名曲です。

Jaguar Yokota - Ai No Jaguar

Jaguar Yokota - My Friend

2012/06/02

Eriko - Tokyo Dodompa Musume (Victor, SV-7143, 7")

Umekichiのカヴァーでも知られる日本産唯一のラテンリズムこと、都々逸+ルンバ=ドドンパを大フィーチャーした61年名曲の、80年代NWカヴァー。ナイス・ジャンピン・ジャケ。

ちなみに76年桜たま子が歌う「東京娘」も同カヴァーですが、そちらはあどけないJK?がオジサンを誘う改変歌詞で史上初の援助交際歌謡として知られる暗黒盤。どちらも安く転がっていますが名盤。

Eriko - Tokyo Dodompa Musume

2012/06/01

Yuko Kawai - Little Tokyo (Epic Sony, ES28・3H-35, LP)

昔の鶴瓶みたいな印象の夕子ちゃんのデビュー盤。エキゾというにはあまりにもポップでキラキラした無国籍感覚で満たされたアイドル・シティ・ポップNW名盤です。

「絵ハガキMUSIC!」って言いえて妙で。今こういう人いないなーと。近くて遠い、届きそうで届かない歌の中だけに存在してくれる世界観を描けるポップ・ソングライターが好きです。ここにある東京は僕らの知る東京ではないみたい。

現在でも裏方として活動されているようなのでアイドル・プロデュースとかしてくれないでしょうか。小林泉美とほぼ同時期に常夏とココナッツを掛け合わせた人でもあります。

Yuko Kawai - Television Trip

Yuko Kawai - 1959 Omoide No Dance Hall

Yuko Kawai - Tokyo Cheek Girl

2012/05/31

Izumi "Mimi" Kobayashi - Nuts Nuts Nuts (Kitty, 28MS0010, LP)

「うる星やつら」といえば、Holger Hillerの元奥さんでもあるトロピカル和ディスコ・クィーン、常夏女子代表・ミミさんのソロ2nd。

夏とNutsを掛け合わせながら小洒落た遊びがふんだんのこちらは、南国気分味わいたくて聞いていたのにいつのまにやら異世界へ、みたいな感覚です。

Flying Mimi Bandの渡辺モリオやラテン・セッション・ベーシスト第一人者・高橋ゲタ夫をはじめ多くのゲスト、実はBoowy時代の布袋さんもギター参加。

夏は嫌いですがこれは好き。

Izumi Kobayashi - Feeling Free

Izumi Kobayashi - Dance F

Izumi Kobayashi - Rolling Stone

2012/05/30

Virgin VS - Lonely Roller (Polydor, 7DK7005, 7")

A児ことあがた森魚率いるニューウェイヴ・バンドのデビュー盤。

「探偵同盟」主題歌A面のキラメキ・テクノポップネスもハンパないですが、Joy Dividion "She's lost Control"ネタで突き進むB面がやばいです。

こういうのがテレビ主題歌な時代っていいなぁ。「うる星やつら」もですね。

Virgin VS - Lonely Roller

Virgin VS - Submarine

2012/05/29

Magical Power Mako - Welcome To The Earth (East World, WTP-90099, LP)

日本が誇る実験家マコの、時代を代表する81年コズミック・テクノポップ・アルバム。

確かにアヴァンギャルドでプログレッシヴでありながら、奇天烈にポップな全曲傑作です。

全世界全ジャンル見渡して個人的80'sトップテンに入るかも。だってYou're my pop music!!

Welcome To The Earthと生まれてきた日に。


Magical Power Mako - Happy Birthday Samba

Magical Power Mako - Fresh Vegetable

Magical Power Mako - Open Garden

2012/05/28

Cosmic Invention - Platonic Gakuen (Victor, SV-7234, 7")

アルバム未収録の2曲はどちらも近田春夫/細野晴臣作品。

B面の「Cosmic Surfin'」は、YMO以前の細野晴臣/鈴木茂/山下達郎によるLP『Pacific』収録曲の伝統カヴァー。師匠から受け継がれるっていいですよね。テクノの世の中だけれど、まごころだわ。

その後作曲も手がけた音楽的中心のイケメンのほう、井上能征くんはのちに数々の有名アイドルポップスを手がける売れっ子作曲家に。近年では「Everyday、カチューシャ」など。

ちなみにイケメンじゃないほうの佐藤くんは90年代に大ヒットしたユニットTo Be Continuedへ参加とか。

Cosmic Invention - Platonic Gakuen

Cosmic Invention - Cosmic Surfin'

2012/05/27

Cosmic Invention - Cosmorama (Victor, SJX-30085, LP)

ということでコンピューター・エイジの申し子たちによるアルバム唯一作。

YMO抜きにして、ま抜きにはできないですが、テクノポップを代表する名盤です。

一応例の一曲を。

Cosmic Invention - Computer Obaachan

2012/05/26

Cosmic Invention - Yakimoki (Victor, SV-7091, 7")

世界一かわいい「あはぁーん」が聴ける中学生シンセテクノユニットの名盤1st。

ノリノリボーイになりたいですが、ちゃんぴょーんのいるローラーディスコってどんなとこなんでしょうね。

2ndシングルには写真がないので1stのみで脱退したっぽいかわいい笑顔のキヨミちゃんのご担当は中学一年生にしてストリングス/オーケストラ担当、ってすごいです。世界の小沢的な仕事でしょうか。

ちなみにWikiより↓。へぇ。

「かつて国内にあった電子楽器メーカ、ヒルウッド/ファーストマンの創業者 森岡一夫が、自身の娘である森岡みまを中心に彼女と同年代の少年少女を集めて結成したバンドである。」

Cosmic Invention - Yakimoki

Cosmic Invention - Cosmic Fantasy

2012/05/25

Ippu-Do - Radio Fantasy (Epic Sony, 28・3H-42, LP)

シャズナの元ネタでお馴染みの一風堂の81年3rd。

「ふたりのシーズン」は正直どうでもいいですが、テクノポップと南国気分が完璧に交差したタイトルも最高な「イミテーション・チャチャ」が個人的にたまりません。レディオ、の発音もいいですね。

行ったことも無いのに夢想が具現化するイミテーション具合、のフェチです僕。

僕達は、いつの時代もニュー・ウェイヴでいたい。です、はい。

Ippu-Do - Time Of The Season

Ippu-Do - Yomotolo Waiya

Ippu-Do - Imitation Cha Cha

2012/05/02

Mini Pops - Mini Pops (K-Tel, NU 5580, LP)

子供ンドディスコ/シンセポップ名企画といえばのMini Pops、その後TVシリーズとなる英国の低学年向け音楽ショウの82年1st。

ほとんどが当時のヒット曲やクラシックソングのけっこう無理やりなメドレーで構成されているわけですが、中には例の"Japanese Boy"に"Turning Japanese"も。

"My Boy Lollipop"を歌う子の、あまりに幼いためかほとんど高速回転のムシ声に聞こえる感じとかたまりません。

仕掛け人Martin Wyattが自分の娘に歌わせた"Stupid Cupid"とともに、個人的にはやはりムシ声みたいな子によるAlan Lomax発掘でもお馴染みカリビアンご当地ソング"Brown Girl In The Ring"が好きです。

Mini Pops - Video Killed The Radio Star

Mini Pops - Medley1

Mini Pops - Stupid Cupid

2012/04/27

The Creatures - Japan (Flarenasch, 722881, 12")

尺八を使ったこと以外は音楽的には特に日本関係ないイタロ・ディスコNW 86年もの。Siouxsie Sueのとは違うシンセ・トリオ。

未来世紀ブラジルにおけるブラジルがあのブラジルではない感覚でジャパンじゃない感じです。

ジャケだけは数あるジャパンものの中でも突出した出来ですね。いろんなヴァージョンで出ているようです。

裏もガンダム以降っぽくて萌えます。


歌詞は非常に今現在のジャパンの状況そのもの、なのかも。

Sending out an SOS to you
Standing here, it could be just too late
Sending out an SOS to you
We are heading to a ruthless place
Now the danger's inside you
The situation is brand new
Those who know it are too few
One more day could be too late so we can't wait anymore

Japan, Japan
Japan, Japan
The future is today

The Creatures - Japan (Short Version)

2012/04/26

Sandii & The Sunsetz - Immigrants (YEN, 250004-1, LP)


Sandiiこと鈴木あや姉さんが旦那・久保田麻琴に夕焼け楽団、細野&高橋やJapanのDavid Sylvian等々を引き連れた無国籍エスノ・テクノ・ファンク名盤82年作。

元はインドの雨乞い由来でもあるらしい森山加代子の61年ヒット曲「じんじろげ」の謎の胡散臭さがとてもニューウェイヴな時代と合っています。

後半の「チャンコ・ファンク」も最高。ソウル若三杉とは何も関係ありませんが。

そういえばSunsetz、ハシエンダでもプレイしたそうです。

Sandii & The Sunsetz - Open Sesame

Sandii & The Sunsetz - Jinjirogeh~The Chunk O'Funk

2012/04/18

Aneka - Japanese Boy (Hansa, 103 349-100, 7")


エセ和モノといえば完全一発屋Anekaによるこれも。女子ではなく日本男子に恋をするという欧米女性にしては珍しいストーリーのディスコヒット。

Vaporsの"Turning Japanese"で踏みにじられた大和魂も一安心の内容です。

ですが、やはり中華メロディ。でも好きです。

Aneka - Japanese Boy

2012/04/17

Lee Marrow - Sayonara (Don't Stop) (Chic, 6.14472, 7")


ということで引き続き?南国気分とはまた別に 無駄にオリエンタル志向というか勘違い東洋解釈がハンパない80年代モノ。がなんだかんだでやっぱり好きです。エセ具合フェチ。

何もかもが日本を意識した作りで一世を風靡したこちらのイタロディスコも、ところどころで中華メロディ。いやもうまんま。

ま、いいんですけどね。僕らも見た目ではドイツ人とオーストリア人の違いとか確実に分かんないし。

しかし美しい彫物。

Lee Marrow - Sayonara (Don't Stop)

2012/04/15

Holger Czukay - Rome Remains Rome (Virgin, V2408, LP)


収録2曲のセルフリミックス7"が最近出た御大の87年傑作も、年を経て何度聴いてもすごいなぁと。

Jah WobbleもJaki LiebezeitもMichael Karoliもやっぱり好き。

で結局子供声おもちゃ箱カリビアン・ファンク"Hit Hit Flop Flop"を何度も聞き返すわけです。

Holger Czukay -- Hey Baba Reebop

Holger Czukay -- Hit Hit Flop Flop

Holger Czukay -- Perfect World

2012/04/14

Lost Gringos - Endstation Eldorado (Ata Tak, WR19, LP)


Ata Takが誇る無国籍変質者集団の、モンドっちゃモンドなエセ・ラテン・ラウンジ・スウィング傑作唯一アルバム。

Rita Lee "Lanca Perfume"カヴァーの子供声名曲"Bargeld-Amore"も心の一曲です。決してロリコンではないはずですが。

定番ですけどやっぱり好きなDylanゆるカヴァーもさすがに傑作。年取れば取るほどこの辺のすごさがわかってきますね何故だか。青二才なりに。

Lost Gringos - Bargeld-Amore

Lost Gringos - Like A Rolling Stone Reggae

2012/04/13

Miki - Jol Nezunk Miki (Pepita, SLPM17870, LP)


84年ハンガリアン・モンド盤さらに。

一部では謎の一枚とされていますが、実は東欧を代表するロックバンドHungariaの創設者であり、60年代から現在までJerry Lee Lewisタイプのキーボーディストとしてロックンロール、ビート、サイケ、アートロックからユーロディスコまでを変遷しハンガリアン・ポップの礎を築いた国の大御所、Miki EgyuttesことFenyo" Miklo'sによる時代の戯れプロジェクトMiki名義のソロ2nd。

日本で言うところの加山雄三がラップしてみたくらいのことでしょうか。違うか。

ちなみにFenyo" Miklo'sは英語で言うところのNicholas Pineだそうです。ミキちゃんじゃなかったけどかわいい。

全体を通して聴くと超ダサい東欧最初期エレクトロダンス/ヒップホップ/オールドスクール・ブレイクビーツ/B級モンドNWなんですが、

近年の辺境発掘ブームでFinders Keepers系レーベルCache Cacheから本作B面"Fantomas Break"のTandy LoveことAndy Votelリミックスが出回ってから某所などで"あのAfrika Bambaataaも真っ青な超強力なエレクトロ・トラック"なんて誇張まで飛び出してきてなんとなくお洒落トラック化したような気がします。

本盤そのものに触れる文章はハンガリー語以外特に出てこなかったりするので改めて聴いてみると、やっぱり超ダサいのです。最高です。

もうなんか、カトちゃんの「ラップミヨちゃん」みたいなダサさです。子供ラップの"Mexico"とか、ボンバヘッとか言い出しそうです。B面"Coco - Loco"では一言Fujiyama~とかは言ってます。最高です。表ジャケとかクールにかっこよく見えて、裏ジャケが相当ダサいのです。最高です。

ちなみにMiikiちゃん、先述のSzandiの仕掛け人でもありますので納得の音ですね。

Miki - Fekete La'bu' Indian

Miki - Mexico

Miki - Fantomas Break

2012/04/10

Johnny Dynell - Jam Hot Money (Wea, 247777-0, 12")


80年代NYにありがちなヒップホップ・ミーツ・NWを。

グルーヴィNWディスコ/バレアリック・クラシックな83年常夏ファンカルンバ名曲Jam Hotの88年自身のバンド編成The New York '88によるリミックス。

Nina Hagenのディスコ・ラップ名曲"New York New York"に歌われた一節"AM/PM, Pyramid, Roxy, Mudd Club, Danceteria"は伝説のクラブでの彼のDJに捧げられた賛辞だそう。DJではない僕はあえて短いRhumba Rockヴァージョンがお気に入り。

改めて観るとこの頃のこの人やばい。



Johnny Dynell - Jam Hot Money (Piano Groove)

Johnny Dynell - Jam Hot Money (Rhumba Rock)

2012/04/01

Mark Beer - Pretty (Rough Trade (Japan), RT10, 7")

なんでかなんとなく春に聞きたくなる一枚。

ベルギーものと勘違いされがちなUKオブスキュア・ミニマルパンクスSilent Typesで活動し、ソロとしても数枚のミニマルシンセポップを残した後にRough Tradeに拾われた4枚目?

こんなものが日本盤化してる時代っていいなぁと思いつつ、非常に微妙な模造レゲエ感が出たチープでポップなA面が大好きです。

B面のほんとなんでもないダブヴァージョンの完成度の低さったら。David Bowieのくだりだけヴォーカル入り。

模造感が出たチープでポップな、ほんとなんでもない、そんな新年度。

Mark Beer - Pretty

Mark Beer - Pretty (Dub)