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2013/01/14

Unknown Another Thai Orchestra - Thai Classical Music (Unknown (Pigeons), HS350, 7")

と、もう一枚。

ミュージック・コンクレートで水音サンプリングしたかのような琴使い弦使いの超絶盤。

このままノイマイヤーのZero Setに繋げたいくらい。

英米海外表記だと"Thai Xylophone Instrumental Music"とか書かれてます。自分もこういうものをプロト・テクノとか言っちゃいがちな搾取側の人間であることを痛感しながら、辺境とかいう言葉の偏屈で偏見に満ちた偏狭具合を改めて感じてみたりするわけです。

しかし、、最高ですね。もしもこれがヨーロッパのライブラリー・レーベルに残されていたら、90年代中頃に発掘されて世界の実験音楽の行く末と日本のモンド・ミュージックの基準が変わっていたはず、とかやっぱ言っちゃう自分です。

Unknown Thai Orchestra - Lao Duang Duen

Unknown Thai Orchestra - Kamen Potisat

2012/12/07

Orkes Melayu Pancaran Muda - Volume IV - Gembira Dipantai (Great Union Organization, GV-013, LP)

名バンドといえばやはりZakarya率いるOrkes Melayu Pancaran Muda。OM Sonetaの師匠的存在でしょうか。

結構ポップなインストを聞かせる4枚目らしい一枚。

哀愁スロウグルーヴな2曲目は"Zakarya"とのタイトルが付いていたりします。現代的なタイトルのB1には現代的な楽器も。

ジャケのどれがZakaryaなのかイマイチですがひとりだけ完璧なカメラ目線。。

Orkes Melayu Pancaran Muda - Gembira Dipantai

Orkes Melayu Pancaran Muda - Tamasya Ke Tawang-Mangu

Orkes Melayu Pancaran Muda - Naik Motor Boat

2012/10/18

Unknown Singapore Instrumental Band - 阿哥哥舞曲 (東方, TEP402, 7")

でサントラじゃないけどジェームズ・ボンド盤みっけ。

かっこよすぎる蒼白ジャケの、謎盤です。ゴーゴーものに良くあるアーティスト表記の無い一枚。

にしても素晴らしいです。A面も最高なんですがB面の一連の流れが好き。

"Go Go Drum"は「幸せなら手をたたこう」なオリジナルはスペイン民謡ですが、元々日本語版は作詞者がスペイン統治下のフィリピンで耳にしたものに詩をつけたんだそう。なので東南アジア一帯ではポピュラーなのかもしれませんね。

"Troika Go Go"はロシアものかと思ったら「月が出った出った~」な「炭坑節」なのです。これは福岡発祥って聞いてるけど、、どうなんでしょうかね。

それと自分なりに正体を推理したりして、独特のスペイシー感からしてThe Beesなんじゃないかと踏んでるんですが。裏ジャケはThe Blue Beatsの流用なのでThe Blue Beatsなのかも知れませんが音の傾向はサーフじゃないし、、多分表ジャケも何かのパクリだろうし。我こそは録音メンバーだ、というかた現れないでしょうか。

Unknown Singapore Instrumental Band - James Bond Theme

Unknown Singapore Instrumental Band - Go Go Drum

Unknown Singapore Instrumental Band - Troika Go Go

2012/10/08

The Plain Confession - Pop Hits Instrumental (King, KLP2042, LP)

まったく謎の女子インスト・カルテット。

西洋ヒットをがっつりモノにしています。まあ音だけで聴くと性別も国籍も関係ないわけなんですけど、4トラック目のみで明らかなド渋ダンディ・ソウル・ヴォイスが歌ってます。。

誰だ。かっこいいけど。聴けば聴くほど東洋人でももちろん女性でもないわけですが。

根がブルース・ロッキンな音のほうも、オルガンが入ったりサックスが入ったりするので4人で5つ以上の楽器をこなしてるのかなぁ。てかやっぱりジャケに騙されてるだけでスタジオ・バンド音源とか?というかただのコンパイル企画ものな気がします。だとするとこの4人なんなんだ。

真偽のほどはわかりませんが、ジャケットの右から2番目の顔に傷が付けられ「男子」と削り書きされています。マジかお前がこの声か?いやー謎。

The Plain Confession - High Time Baby

The Plain Confession - Freak Out

The Plain Confession - Vehicle, Pop Coin

2012/10/07

The Bees - Guitar Music (Roxy (Precious Urn), REP-155, 7")

中華ガレージ・インストで一番かっこいいと思ってる最高のバンド、狂蜂電子吉他楽隊。なんせ狂ってますからね。

サーフ・マナーのギターも素晴らしいんですが、ベースが踊って歌ってリードしちゃってるとこが好き。スペイス・モンド感がわざとらしくなくチャーミングに出てるのも素敵です。

つっても、Ernie DjohanやLisa Limのバックとかに顔を出したりするくらいしかあとは知りません。知りたい。

The Bees - 百鳥朝鳳

The Bees - 誰敢相信你

The Bees - 花嫁

2012/10/06

The Blue Beats - Come Do The Go Go (燕標, MEP-3013, 7")

こちらも好きなジャケ。60年代にはアメリカにもオーストラリアにも同名異ガレージバンドがいますがこちらはシンガポール。

いやあグルーヴィイ。ガレージというよりは手練のダンスバンドでしょうね。知りたい。。真ん中のギャル2人が参加してるのかも含めて。

にしても"Come Do The Go Go"ってなんて意味の無い言葉。

※1:右から2番目の女子がCharlie and His Go-Go Boysのジャケにも登場している事が判明。ですのでインスト・レコ用のモデルかなにかかなぁと。にしてもこんなゴーゴーなポーズ決めまくるフォトセッション楽しそう。

※2:でまんまの盤も発見。沙灘楽隊と書いてまさかのBeach Boysが亜細亜にも。ア・ゴーゴーの夜。聴きたい。



The Blue Beats - On The Rebound

The Blue Beats - Let's Get Around

The Blue Beats - Come Do The Go Go

2012/10/04

The Wanderers - Mabak Kepayang (Cameron K.L.C., KLC903, 7")

ジャケに偽りのない男だらけのマレー・インスト。かっくいい。。

片面2曲入ってますが溝も別れてないので続けて聞いてしまいます。シンガポール・メイドでジャケも盤も演奏もしっかりしていてバンド名もレーベル名も西洋臭が多少なりとも感じられるのに、少なくともネット上では何の情報も出てきません。知りたいなー。

音楽ジャンル的にはCole Porterの"Begin the Beguine"(ビギン・ザ・ビギン)でも知られる西インド諸島の舞踊音楽Beguineらしいですなぜだか。Jogetはマレー語でダンスという意味。

ちなみにマレー系レコードは正確な年代正直不明なので適当です。地域についても、広大な中華圏と同じくマレー半島からマレー系シンガポールにスマトラ島などなどまで広く聞かれているようなので雑なのは承知でひとまとめ。

The Wanderers - Mabak Kepayang/Johore Sport Club

The Wanderers - Rindu/Bunga Tanjong

2012/10/03

浪曳七人楽隊 - 梅蘭梅蘭我愛你 (东方, ORC-9904, 7")

ジャケのお姉さんに釣られたのに女性は弾いてるどころか参加もしてないインストものあるあるなひっかけ盤。

浪曳七人楽隊ことThe Rovers & The Seven Boys。漢字表記的にも人数的にもThe Rovers = The Seven Boysだと思うのですがよくわかりません。「梅蘭梅蘭我愛你 」もほどよくインスト化。

Shakeというジャンル、シンガポールにもありました。「可愛的回憶」、色々混じってますがどことなく「東京ドドンパ娘」な旋律なのは気のせいでしょうか。

浪曳七人楽隊 - 梅蘭梅蘭我愛你

浪曳七人楽隊 - 可愛的回憶

浪曳七人楽隊 - 奇妙的約會

2012/10/02

奇怪 - 外婆的澎湖湾 - 奇怪電子琴音楽 (之一) (Life, LFLP942, LP)

悩ましげなお姉さんジャケの謎盤もうひとつ。日本語と違ってFunnyという意味らしいグループ奇怪による、電子琴ことシンセサイザー音楽集、の一。

西洋のムーグものに負けず劣らず、期待に違わぬストレンジ・モンド・ポップに仕上がっていますね。「カタツムリとウグイス」とか中国の童謡を元にしているものも。

ジャケからしてシンガポールか香港かと思ったら製作は1980年マレーシア。第二集があるのか知りたいです。

Jean-Jacques PerreyやRoger Rogerもびっくり。

奇怪 - 鄕村之戀

奇怪 - 雨中卽景

奇怪 - 蝸牛與黃鸝鳥

2012/09/21

五佳麗少女電子樂隊 - 青春的旋律 第二集 (崑崙, KLC-2070, LP)

で似たような名前の集団少女、Wu Jia Li Girls Electric Bandこと5人の華麗な少女によるエレキのバンド。で、あれ6人?と思ったらもう一人はなぜか蔡咪咪ちゃん。クレジットも無しに。

五花瓣合唱團と同一バンドなのかと思いましたがジャケを比べると違うようです。といっても年齢がこちらのほうがお姉さんなので成長しただけの可能性も?

でも謎なのはこちらは全編にわたって歌の無いインスト盤なんですよね。パワフル少女歌手、蔡咪咪いらなくね?っていう。写真さえ載せとけば売れるほどのアイドルだったのでしょうか。

本当に演奏しているなら驚異の出来。

五佳麗少女電子樂隊 - 別再来找我

五佳麗少女電子樂隊 - 郎變了

2012/08/12

Elsa Popping And Her Pixieland Band - Delirium In Hi-Fi (Columbia, WL106, LP)

心地よさそうで心地よくなさそうで心地よいファニーでストレンジでキュートなインスト系大名盤。

「恋は水色」でおなじみの仏イージーリスニング大家Andre Popp先生が、"サウンド・エフェクト・ウィザード"の異名をとるエンジニアPierre Fatosmeを従えた匿名変名すてきなバンド名儀によるラウンジ・モンド・アドヴェンチャー名盤「精神錯乱・イン・ハイファイ」は時空を歪ませ50年代に表出した現代。

エコー、逆回転、スピード調整、ディレイ、変調、多重録音、カット&ペースト、てかまぁお家芸のミュージックコンクレート、、の手法で編み出されたアヴァンギャルドで過剰なコラージュ・テープ編集と、ポルカ/ラグタイム/ビッグ・バンド・ジャズ/オーケストレイション/ハイトーン・スキャット/口笛/うがい、、を当然サンプラーもシーケンサーも無しに自身の実験的ポップセンスだけであの時代に掛け合わせるって、BeatlesやJoe Meekがパクっていたとしても不思議ではないです。というかできることなら僕がパクってみたい。そうさ今こそ。アドヴェンチャーズ・イン・サウンド。

犬が聞いて死んだ音楽もあるそうですがこちらはワンちゃんもヘッドフォンで安心?の家庭の娯楽ミュージック。にどうにか仕上がっているのが驚異。本気の冗談音楽決定盤です。

ジャケ右奥のおばさんの寝そべり聴きにあこがれ。

Elsa Popping And Her Pixieland Band - Java

Elsa Popping And Her Pixieland Band - La Polka Du Roi

Elsa Popping And Her Pixieland Band - La Polka Du Colonel

2012/08/11

Charlie Santiago & Eddie Montalvo - Drum Solos Vol.1 Featuring: Conga, Bongo, Timbale And Full Rhythm Section (Latin Percussion Ventures, Inc., LPV445, LP)

ラテンで指南モノといえばなんというかたまには本格盤。両先生によるラテン・パーカッション指南お手本レコ。

ラテンジャズ/レアグル的には名門の感もある Martin Cohen率いる打楽器製造会社Latin Percussion Ventures社による地道な顧客開拓盤の一枚です。現在ではLP社として一流のミュージシャンを顧客にブランド化しているようですね。

テクニック学ぶ気なんてさらさらありませんが、すごいを通り越してひたすら心地よい。楽器買わないけどこのシリーズ全部欲しい。ミニマルなエレピを繰り出すGilbert Colon氏もいいなぁと思ってソロ無いか探したくなります。

ちなみにB面は練習用の「カラオケ」ですがより催眠的に脳に刻まれるバックトラックもやばいです。これで学ぶって人にならさしあげても良いです。

Charlie Santiago & Eddie Montalvo - Cha Cha A La Kako

Charlie Santiago & Eddie Montalvo - Last Break Guajira

Charlie Santiago & Eddie Montalvo - Bing's Montuno

2012/08/10

Nippon Columbia - Demonstration Test Record For Ultra Sound Listening Enjoyment (CBS, TYS-1001, 7")

で全然お洒落じゃないジャケに包まれた、よくあるステレオシステム・セッティング指南レコ。

変わっていく時代だったんですねー。MP3の聴き方を解説したダウンロード音源、とかが出ない世の中で残念です。

僕が唯一持ってる東京キューバンボーイズ音源かもしれない、「証城寺の狸囃子」のアレンジ最高です。

上手なきき方③の「レコードを大切にして下さい」に はいっ!と答えたい一枚です。

Columbia Stereo No Kaisetsu.1

Tokyo Cuban Boys - Oye Negra

Tokyo Cuban Boys - Shojoji No Tanuki Bayashi

2012/08/09

V.A. - Kinjirareta Koi - Sekai No Golden Pops 120 (Dynagroove, 18S-11, LP)

あまりにもお洒落なジャケットに包まれたインストグルーヴ有名コンピレーション。

その有名さとは裏腹に伊集加代 x 中村八大な話題しか出てこないので手ごろな値段で聴いてみたのですが、まあそうかと。リーダーズダイジェストものですしね。

肝心の「月影のランデブー」も個人的にはオリジナルのほうが断然好み。Mindbendersの"A Groovy Kind Of Love"とかツボはついてますが。

にしても世界のゴールデンポップス120っていうのはシリーズ番号ですかね。妙に高かったり激安だったりしそうですのでご注意を。

Hiroshi Matsumoto To Blue Nights - Nagisa No Sha La La

Hachidai Nakamura Quintet - Tsukikage No Rendez-Vous

Shungo Sawada Quintet - Hoshizora No Romance

2012/08/08

Masami Kawahara Y Su Los Rumbelos - Latin Go Go (Takt, TS-510, 7")

和ラテンパーカッション大家・川原正美と彼の楽団による他ジャンル料理名演ゴーゴー・ブーガルーな抜粋盤。「いずれも今までのラテン音楽ではつくり得なかった楽しい演奏となっています。」

DJ的には"Day Tripper"が人気のようですが、踊らず体を揺らす程度に聴く分には"I Got Rhythm"辺りが最高です。

池玲子系のラテン・エロ・モンド・レコーディング「恍惚 / エクスタシー」はアナログリイシューしないかなぁ。

Masami Kawahara Y Su Los Rumbelos - Night And Day

Masami Kawahara Y Su Los Rumbelos - I Got Rhythm

Masami Kawahara Y Su Los Rumbelos - Day Tripper

2012/08/07

Kanji Harada To Allstars - Chuuto Hanpa Wa Yamete (Polydor, KR2143, 7")

引き続きなんとなく和洋折衷ジャケ。

和ジャズ大御所・原田寛治による名シリーズ「黄金のドラム」からの抜粋のようなドラム歌謡EP版は6曲収録。

ドラムブレイク大好きなDJ諸氏に好まれる盤でもあるのでしょうが、てか全編ドラムブレイクの場合ドラムブレイクと呼ぶのかわかりませんが、僕は単にイージーには聴けないイージーリスニングとして楽しみます。やべえ。

金髪の正座もまた良し。

Kanji Harada To Allstars - Chuuto Hanpa Wa Yamete

Kanji Harada To Allstars - Kanashiki Tetsudoin

Kanji Harada To Allstars - Hana Kuu Mushi No Samba

2012/08/06

Takeshi Terauchi & The Bunnys - Let's Go Unmei (King, SS-248, 7")

コスプレと言えば正統派を通り越してベタの68年寺内タケシPlaysクラシック。模倣を逆手に取ったバカテク。

完成されきったタケシューベルトによる「未完成」が好きです。

大御所の遊びっぷりっていいですね。

Takeshi Terauchi & The Bunnys - Unmei (Symphony No.5 of Beethoven)

Takeshi Terauchi & The Bunnys - Mikansei (Unfinished Symphony of Schubert)

Takeshi Terauchi & The Bunnys - Aru Hareta Hi Ni (One Fine Day of Puccini)

2012/08/05

Takeshi Terauchi & The Bunnys - Kanjincho (King, SS-211, 7")

和モノインストといえば正統派の67年寺内タケシPlays歌舞伎。模倣を脱したバカテク。

エレキでは通じないので、日本のサーフミュージックだよ、と薦めるとジャケットのインパクトもあって外国人の反応がすこぶる良い方々です。これもまた辺境。

LPでは表裏になっている2曲入りの別ジャケ盤もありますが向こうは全員赤スーツなのでコスプレは断然こっちの勝ち。売れたのでセカンドプレスってことですかね。

Takeshi Terauchi & The Bunnys - Kanjincho

Takeshi Terauchi & The Bunnys - Musume Doujouji

2012/08/04

Fujio Okamoto - Ai No Banka (King, GK-23, 7")

世代的には『中学生日記』の南先生役でおなじみの方による、ポール・モーリアも取り上げた"L'Ete Indien (Africa)"カヴァーもの。

A面は語りものとしてはつまらない仕上がりなのですが、B面のインストヴァージョンがスタジオ陣ノリノリのキラー・グルーヴ・スキャット・ラテン・ディスコで最高です。

後年にわらわらと現出する和モノインストDJのためだけに作られたかのような現代を予見した一枚。

Fujio Okamoto - Ai No Banka

Fujio Okamoto - Ai No Banka (Instrumental)