2012/03/31

The Adults - Ladies And Gentlemen… (Strugglebaby, SBLP3119, LP)


個人的ガールヴォーカル・ポストパンク最高峰な 時代の流行語アンセム"F.A.L.D (Fuck Art Let's Dance)"を含むシンシナティ産マイナー混声NWバンド84年勝手に名盤。NYとマンチェスターとブリストルを繋ぐ存在がオハイオ州にいたとは、と。

完全に同時期の偶然か、SPK同名曲を凌ぐ文字通りのミュータントファンク"Junk Funk"も良い。。ちなみにこれだけ何故かZappa~King Crimsonで知られるAdrian Belewがゲストギター参加。

フリーキーなサックスにジャックリギターにぶっといベース、けだるく踊る女子声とけばい化粧、若干ハードロックに近づくもったりした田舎っぽさ、、B級NWの教科書のような一枚です。

The Adults - F.A.L.D

The Adults - Junk Funk

The Adults - Glamour Queen

2012/03/30

The Wallets - Catch A Falling Star (Spiffola, 333, 12")

アメリカのマイナーな2トーン/スカ・NWパンクスによるジャケも怖い83年珍盤の1曲目にも一瞬だけCatch A Falling Starの一節が。12"も取り上げてみたり。

B面1曲目も一瞬気付かないLouie Louieのポルカ風パンクカヴァーと結構なめた野郎共ですが、"Jimbo"の適当にしゃべってそうな弾丸ニセアフリカンチャント爆発のトライバル感が好きです。

あと聴いたことないのですが、まさかのAllen Toussaintプロデュースによる86年1stアルバム"Take It"に"Letter from Kazuko"なる曲が入っていたりして気になります。うちの母親だったらどうしよう。

The Wallets - I Want To

The Wallets - Jimbo

The Wallets - Gonznoi Polka

2012/03/29

Brenda & The Beachballs - Yummy-Ya! (Siren, SRN 57, 7")


ついでにこちらも。曲調は打って変わってがっつりNWディスコ寄りですが、裏面に写る、屈んでピアニカを吹く図は"Walatta"のジャケの別テイクです。

ということは87年からすでに取り組んでいたものが2005年に完成って、ゆるすぎるジャマイカンヴァイヴゆえなのか、むしろ頑張ったってことかなぁ。

Brenda & The Beachballs - Yummy-Ya!

Brenda & The Beachballs - Dancing Thru' The Night

2012/03/28

Brenda & The Beachballs - Catch A Falling Star (Siren, SRN 65, 7")

で本来レゲエ方面よりもインディーポップ/ネオアコ界隈で知られていたはずのソロ以前バンド、Beach Balls/Naffi時代から87年傑作カヴァー。

スタンダード名曲をトロピカルエキゾポップに仕立てつつのA面に、件のソロとほとんど同じスタンスで揺さぶるメロディカ&シンセ&バカバカパーカッションB面もたまりません。

ちなみにこのころのクレジットはBrenda Kenny。

Brenda & The Beachballs - Catch A Falling Star

Brenda & The Beachballs - Shellfish Samba

2012/03/27

Brenda Ray - Dreamin (Tamoki-Wambesi-Dove, TWDV586, 7")

疾走しすぎたので一転ゆるっと。春ですしやっぱり北より南に憧れ。

近年emレコーズからリイシューもされたラヴァーズ/ルーツレゲエ/ウィスパー・ダブDIY傑作おまとめデビューアルバム"Walatta"にも収録された名曲の、はっきりとした時代不明の当時盤シングル。ジャケがあるのかはわかりませんがおそらく裸盤。

Augustus Pabloよろしくたゆたうピアニカ(メロディカ)によって誘われる蕩ける白昼夢。。よりトゥルンとしたダビーなまた別の夢も、、ああ。すごいです。

Brenda Ray - Dreamin

Brenda Ray - Another Dream

2012/03/26

Bardi Blaise - Trans Siberian Express (Dindisc, DIN 8, 7")


バンド名のBar・・・だけで思い出した大好き盤。残念なことにジャケなしですが。

シベリア超特急の世界とはかなり違いますが疾走エクスプレス感がハンパないウォウウォウなエナジー。どことなくのひんやり感も時代の産物で素敵。

英語でシベリアってサイベリアて言うのか、と初めて知った衝撃もありましたが、B面の女性Vo抜きヴァージョンはクラブ仕様なわけじゃなくカラオケ用だそうで、

「みんなこれをバックに自分で吹き込んだテープをレーベルに送ってね」って書いてある和やかな時代性も衝撃的です。送ったらどうなったのか、そこからスターダムに昇った女子はいたのか。

テクノ的NWってかエレポップ名作。

Bardi Blaise - Trans Siberian Express

Bardi Blaise - Trans Siberian Express (Competition Side)

2012/03/25

Barchen Und Die Milchbubis - Muskeln (Schallter, 104374-100, 7")


可愛い名前のガールヴォーカルNDWバンドは伝説のNo Funレーベル周辺でHans-A-Plastや39 Clocks、Der Moderne Manなどとともに活動していたハノーヴァー出身のティーンパンクス。

ヴォーカルのAnnetteちゃんは声は可愛いんですが、、小熊みたいです。

http://www.baerchen-und-die-milchbubis.de/Seite9.html

Barchen Und Die Milchbubis - Muskeln

Barchen Und Die Milchbubis - Drama

2012/03/24

Gymslips - 48 Crash (Abstract, ABS011, 7")


なんとなく2倍にしてみた今流行の48。がなりたて系の女子熱唱も割りと好きです。"UKのNikki & The Corvettes"によるSuzi Quatroのシンプルなロッキンカヴァー。

ボカーン・ジャケ。

Gymslips - 48 Crash

2012/03/23

The Chefs - 24 Hours (Graduate, GRAD11, 7")


男子美容師ズとかショップ店員ズとか職業系バンド名に連なるシェフ達。のちにゆるゆるのカウパンクバンドHelen & The Hornsへと発展するガールヴォーカルパンクスの代表曲です。

ヴォーカルのHelen McCookerybookはソロでも活躍したのちに、The Slits、Gina Birch、Gaye Black (Adverts)、The Mo-dettesやDolly Mixtureまでのインタビューで構成される名前よろしくの女子パンクス本を出版します。

The Chefs - 24 Hours

The Chefs - Thrush

2012/03/22

Tracie - Give It Some Emotion (Respond, KOB704, 7")


関係ないけどJamというかWellerといえばRespond。

でやっぱりTeenage Fanclubへと発展するあのバンドの元ネタタイトルB面の非常に微妙なエレクトロ風味がベタに好きです。

このレコードプレイヤー・スリーヴ、いいですよね。

Tracie - Give It Some Emotion

Tracie - The Boy Hairdresser

2012/03/21

Jam Today - Stereotyping (Stroppy Cow, SC/JT1, 7")


ポストパンク期の女性モノで一番好きな一枚を。Marine Girls寄りのEssential Logicな感性とMaximum JoyからHenry Cowまでのアプローチでシングル一枚のみを残した76年結成で幾多の変遷を経たフェミニスト/レズビアンなオール・ガールズ・ジャズ・バンドの、自身のレーベルからの81年盤。前身はSpoilsports。

本作には不参加なもののRaincoatsのヴァイオリニストVicky Aspinallも一時合流。のち一部はよりレズビアン志向かつワールドグルーヴなデュオOvaをサポート、一部はAnnie Whitehead主宰のVortex Jazz Foundation Big Bandへ。

ちなみにバンド名はWellerとは何の関係も無くルイス・キャロルの鏡の国のアリスの一節、"The rule is, jam to-morrow and jam yesterday -- but never jam to-day."なる白の女王のお言葉です。

で信じられないことに、未発表曲含むライヴ映像が見られる時代。。どれも7"と比べて遜色ない完成度。発掘音盤化希望です。
http://www.youtube.com/user/JamToday3/videos 

ブログのタイトル字が本盤を少し意識しているのは内緒です。

Jam Today - Friends In You

Jam Today - Stereotyping

Jam Today - Song About Myself

2012/03/20

Perry Haines - Whats Funk (Fetish, FE 14, 7")


引き篭もりながら自問自答する憂鬱青年がファンクって何だろ?と大いなるテーマに挑んだ名盤。

いくら悩み多き年頃でも「タンスの上でダブル頬杖」って格好はせせこましいジャパニーズには考えられない大胆な引き篭もり方ですね。そんなところで自分の中のFella Kutiに問いかけてみても何にも答えてくれないよ。

でひりだしたファンクネスのまったく黒々としてない低温火傷具合ってやっぱり現代っ子。まファンクでもパンクでもエセとか物真似とかそんなレベルが好きです。

そういえばほんとにパンクファンクってジャンルがあるのか定かではないですが、Perry君が言ってるんだし、とお気に入り。

Perry Haines - Whats Funk

Perry Haines - Whats What! (Disco Dub Version)

2012/03/19

The Bell Stars - Mockingbird (Stiff, BUY 159, 7")


Stiffが誇るグルーヴィー女子集団による骨太ロピカルなガールポップカヴァー、ジャケ無し安盤。

ファンク系全般なわけではないんですがこの女子こぶし系の歌い方好きなんですよね何故だか。

The Bell Stars - Mockingbird

The Bell Stars - Turn Back The Clock

2012/03/18

APB - Something To Believe In (Red River, Promo, 7")

ベースがやばいチョッパーポストパンクといえばのAPBはどれも好きですが、あえて一番ポップな中期85年のこちらを。自身のレーベルからのプロモ盤。それまでのシングル寄せ集めで構成された遅い1stのタイトルにもなった名曲です。

スコットランドはAberdeenのPunk Bandの略だと勝手に思ってるAPB。James Brownの前座もやったらしいファンクネスが抑え目に、とても爽やかに聴こえます。とはいえギタポギターをよそにベースは動いてますねー。

APB - Something To Believe In

APB - So Many Broken Hearts

2012/03/17

Shriekback - My Spine (Is The Bassline) (Y, Y106, 7")


基本的にベース音が好きです。だって俺の背骨はベースライン。。てかっこいい。

XTCのBarry Andrews、Gang Of FourのDave AllenによるNWディスコファンククラシック。

ダブルAサイドのもう片方は、YレコードのオーナーでThe Pop GroupのマネージャーかつMaximum JoyのプロデューサーでもあったDisc O'Dellのリミックス。

Shriekback - My Spine (Is The Bassline)

Shriekback - Lined Up (Remix)

2012/03/16

Marine - Life In Reverse (Les Disques Du Crepuscule, TWI024, 7")


でGrammeを聴くと思い出す源流ディスコパンク。

現在では B級映画の帝王Roger Cormanを消化した稀有な映像作家として活躍するMarc MarineことMarcello Della MareことMarc DemaraisことMarco Laguna率いるベルジアン・ポストファンクスは後半に入り込むサンバホイッスルがもう。。

Marcをのぞくメンバーは"African Queen"で有名なよりダンサブルなAllez Allezへ移行し大成功、MarcはLa Muerteを結成しまあまあに。

Marine - Life In Reverse

Marine - Marenas Bop

2012/03/15

Gramme - Mine (Output, OPR 10, 7")


Suicideを聴くと何故か思い出す、The Fallの名盤"Grotesque (After The Gramme)"から取られただろう早すぎたポストパンク・リヴァイヴァル・バンドの97年1st。

Liquid Liquid直系のガールファンクパンク性に、DFAにまで連なるエレクトロダンスというかディスコパンク性、加えて時折見えるErica Pomerance度の高さがそそります。

こちらも思い出の一枚。

Gramme - Mine

Gramme - Mine (Instrumental)

2012/03/14

Metal Urbain - Panik (Cobra, COB47004, 7")


"French Suicide"ことMetal Urbain、のちにRough Tradeから花が咲くMetal Boys~Doctor Mix & The Remixの前身エレクトロ・フレンチ・パンクスの77年1st。

ちなみにUrbain自身も続く2ndで記念すべきレーベルファーストリリースRT 001を勝ち取っています。そしてAugustus Pablo、Cabaret Voltaireと続くと。

The Smithsとは出来が違うパニックも好きですが、B面のStoogesとKilled By DeathとTGをぶった切って無理な溶接で繋げたようなインダストリアル・パンク名曲も捨てがたく。Lady Gagaより奇抜です。あと何気に、思い出の一曲だったり。

若き日のSteve Albiniへの影響も、言われてみれば納得かも。

あと何気に、左から2番目がほんのり織田裕二。

Metal Urbain - Panik

Metal Urbain - Lady Coca Cola

2012/03/13

Suicide - Cheree (Demon, D1046, 7")


個人的Suicideで一番の曲Chereeの86年UKリイシュー盤。好きすぎて特に言うこともないですが。盤質の悪さすら味。

年一くらいで、思い出したように、聴きたくなります。

Suicide - Cheree

Suicide - I Remember

2012/03/12

The Red Crayola With Art & Language - An Old Man's Dream (Rough Trade, RT 073, 7")


こちらの大物もふと聴きたくなるわけですが、Mayo Thompsonのポストパンク/アヴァンポップ期を代表する傑作"Kangaroo?"よりのシングルカット。

前衛集団Art & Languageの作用はもちろんのこと、当時のCrayolaメンバーことRaincoatsのGina Birch、Essential LogicのBen AnnesleyとLora Logic、Swell Maps弟Epic Soundtracksに初期Pere Ubuのシンセ奏者Allen Ravenstineという布陣も納得のNWディスコなA面にGary Wilson的レコメンくずれのAORみたいなB面、ともに最高です。

The Red Crayola With Art & Language - An Old Man's Dream

The Red Crayola With Art & Language - The Milkmaid

2012/03/11

Can - I Want More (VIRGIN, VS422, 7")


元々のリリースは70年代半ばながら時代の再評価か81年出し直し7"でやっぱり大物もNW的なコズミックファンクを。

そもそもここら辺からNWが始まってるわけなので気づけば80年代時点でも全然Newじゃなかったっていう。ま本盤はテクノ的意味合いでももはや古典ですね。

日々I Want Moreな欲望渦巻く今日も普通の日だったなぁ。普通に生きてる。感謝。

Can - I Want More

Can - ...And More

2012/03/10

La Dusseldorf - Rheinita (Strand, 6.12454AC, 7")


今となっては7"で聴くものでもないかもしれないくらいにクラウトロックアンセム化した名曲ですが、当時は鳴かず飛ばずだったよう。個人的にはCha Cha 2000のほうもシングルにして欲しかったなぁ。

ちなみに最近のインディーアンセムなNeon Indianって、やっぱりこれ↓から取ったんですよね、、?音まんまだし。


La Dusseldorf - Rheinita

La Dusseldorf - Viva

2012/03/09

Andreas Dorau - Demokratie (Ata Tak, ATATAK 82034, 7")


でAta Takはどれも好きに決まってますが、こちらも若くからの才能の、ひとまずアホポップ傑作ソロ1st。

パッパラパーな雰囲気で民主主義とか伝統とか唱えるゆるさがどうというよりやっぱり曲作りのセンスが素敵過ぎ。ポップだなぁ。いい顔。

Andreas Dorau - Demokratie

Andreas Dorau - Tradition

2012/03/08

Bow Wow Wow - Chihuahua (RCA, RCA144, 7")


辺境ポストパンクの先駆けといえばMalcolm Mclaren仕掛けでもおなじみの当時14歳だったビルマ系少女を飾ったこちらのエスニック・ファンク。ジャケもなんとなくBurka Bandへの影響が?

犬繋がりかチワワを歌ったA面は現代日本の異常な"チワワ可愛がり文明"を暗示するかのような邦題「チワワは素敵な愛言葉」でお馴染みですが、歌われているここでのチワワはセックスの隠語っていう、、アホな日本人には伝わらなかった恥ずかしさを感じます。

Annabella自身に操り人形って歌わせる↓ようなえげつなさが秋元康氏にもあればなぁ。

...And I'm 15 and a fool, can't you see
So don't fall in love with me
I'm a rock and roll puppet in a band called Bow Wow Wow
Better of to be a rabbit...

Bow Wow Wow - Chihuahua

Bow Wow Wow - Golly! Golly! Go Buddy!

2012/03/07

Burka Band - Burka Blue (Monika, Monika34, 7")


NDW好きにはたまらないPyrolatorも講師として参加したAta Tak絡みのアフガン文化省共催ワークショップから発展したという04年アフガニスタンのインディー・ガールズ・NWトリオ。

テロ激戦地かつ戒律厳しいので匿名&布(Burka)で顔隠し、、といういでたちもさることながら「ブルカをかぶらなきゃいけないの、誰が誰だかわからないわ」とやる気のなさそうで強靭な意志に溢れたコーラン調のかわいいラップと、ギターレスでスカスカに構えたエセトロピカルNWさながらの下手くそなりにツボを得た演奏がさっくりマッチしたポストパンクかつポスト辺境な名曲です。

、、と前に書いた文章を丸パクリ。



Burka Band - Burka Blue

Burka Band - Burka Blue (Barbara Morgenstern Mix)