2012/11/25

The Surfers - I Started A Joke (EMI, ECHK617, 7")

でそのThe October Cherriesの前身、単なるガレージ・ビート・バンドだったその名もThe Surfers。

この時期はカヴァーのみですがそれでも最高すぎますね。まだThe QuestsやThe Trailers的立ち位置に近かったこの時点ですでにレノン=マッカートニーを相当に意識していたと。

東南アジアに残る数多くの"Ob-La-Di, Ob-La-Da"の中でもほぼ唯一の本気オマージュだと思います。ちゃんと作曲者明記してる時点で先進的。

ちなみに一部のビートリッシュ好事家に知られマレーシアのバンドとされていたTruckはこのThe October Cherriesからリードギター/ヴォーカルPeter Diazが抜けた後身バンドだそうですよ。シンガポールは65年にマレーシアから独立してるので、The Surfers時代は確かにマレーシアのバンド。ま現在の区分ではマレー系シンガポール人だったんですね。

さらにちなみにレア・グルーヴ・コレクター諸氏のマスト・アイテム"Man With A Man"を74年に残したサイケデリック・ファンクスFunkgusもそのさらに後身バンド。実は70年に来日もしているそう。にしても才能の塊だなぁ。

The Surfers - Bang-Shang-A-Lang

The Surfers - I Will

The Surfers - Ob-La-Di, Ob-La-Da

2012/11/24

Anita Sarawak - Kawan Ku Bintang Capricon (EMI, S-EGEP740, 7")

代表曲らしい"Kawan Ku Bintang Capricorn"はそのほかの曲が好き。ビート・ポップが似合う人です。

Irni Yusnita & The Commandosも取り上げた名曲の、よりガール度高い別歌詞・別アレンジな"Mari Kawan (Bergembira)"など全曲素敵な仕上がりですが

シンガポール(及びマレーシア)のビートレスク・バブルガム・ポップ・バンド最高峰The October Cherriesの変名?発展形?プロジェクトJade & Pepperの"Something I Like About You"マレー・ヴァージョンを持ってくるところもツボ。

Lennon-McCartneyに勝るとも劣らないソングライターコンビ、Jay-Peteのクレジットが誇らしげです。

裏ジャケに前所有者の可愛らしいサインが入っていてほっこり。

Anita Sarawak - La La La Lu

Anita Sarawak - Mari Kawan (Bergembira) (Tweedle Dee Tweedle Dum)

Anita Sarawak - Minggu Pagi (Something I Like About You)

2012/11/23

Anita Sarawak - Papa Ku Pulang (EMI, S-EGEP723, 7")

みんな大好き"Chirpy Chirpy Cheep Cheep"。

15歳だかでデビューしたシンガポール生まれのアジアン・トップ・ディーヴァ、Anita。髪型のせいか妙に黒っぽく写ってますね。

Anita Sarawak - Papa Ku Pulang

Anita Sarawak - Indah-Nya Panorama

Anita Sarawak - Gembira

2012/11/22

Khatijah Idrus bersama the Zurah - Sayangku Dah Berpunya (MMI, TOP21070, 7")

Hooksと並んでインドネシアン・フリークビートもの個人的最高峰。

M. Shariffのバックでも知られるThe Zurahが真っ赤なスーツでキメてます。シメのみんな大好き"Love Grows Where My Rosemary Goes"カヴァーの揺れ具合も最高です。

Khatijah Idrus bersama the Zurah - Sayangku Dah Berpunya

Khatijah Idrus bersama the Zurah - Terima Lembaran

Khatijah Idrus bersama the Zurah - Kechewa

2012/11/21

A. Romzi Dengan The Hooks - Lagu Tiga Kupang (AMI, EGEP-651, 7")

個人的に持っている中で一番のフリークビートは確実に東南アジア産な気がします。まああとトルコ。

ストレートかつ自由な解釈でマージービートとポップサイケを同時に吸収したような土地柄の東南アジア・ビート代表格なPop Yeh YehバンドThe Hooksも集めてみたいんですが若干高くなっているようで。

のちにソロでも活躍するシンガポール出身のA. Romzi率いるマレーシアン・バンドThe Hooks。英米にほんと劣らずのファズに加えのムラユな低音が素敵。

A. Romzi Dengan The Hooks - Lagu Tiga Kupang

A. Romzi Dengan The Hooks - Jangan Lari

A. Romzi Dengan The Hooks - Ada-Ada

2012/11/20

The Idaly Sisters and The X-Periment - Soul Sauce (RCA, SGS0001, LP)

で当時のクラブ周りで人気だったシンガポールはCOSDELの誇る2大ヤング・ソウル・グループ、らしい2バンド。

Tridara Idaly名義でも活動したLinda、Lolly、Elsieの3姉妹によるインドネシアから来たらしいThe Idaly Sistersと、

ヒルトン・ホテルを始めシンガポール・マレーシアの有名ディスコ/ラウンジお抱えバンドだったというThe X-Periments。

個人的に持っている中で一番のソウル・アルバム、がシンガポール産のものでいいのかと思いますが、、全曲最高です。中の写真もいちいち絵になります。

The Idaly Sisters and The X-Periment - Micro-Mini

The Idaly Sisters and The X-Periment - Don't Fight It

The Idaly Sisters and The X-Periment - Soul Sister Brown Sugar

2012/11/19

White Cloud Orchestra - Top Hits Vol.3 (白雲, ST-1018, 7")

チャイニーズ要素ないけど単純にかっこいいモッド・サイケ・ファンクはシンガポールの白雲レーベルが誇るスタジオバンドWhite Cloud Orchestra演奏集。

SwanレーベルのWhite Swans Bandと並び数々のアイドル盤の裏で仕事をこなした職人集団による、まさにTop Hitsですね。わりと有名なシリーズで少なくともVol. 8までは出ています。

ドラム・ブレイクだとかなんだとかでクラブ周りからも人気のよう。

White Cloud Orchestra - This Is Soul - Soul Finger - Soul Man

White Cloud Orchestra - Chewy Chewy

White Cloud Orchestra - Pretty Ribbon

2012/11/18

Elly Kasim Dengan Iringan The Steps - Elly Kasim Di Hong Kong (Pop Sound, PSY112243, LP)

「Elly Kasim、香港で唄う」な企画盤。

ミナン語で歌われる西スマトラの地方ポップスPop Minangの女王が若き日に残した香港録音、でいいんでしょうか。

バックはガレージにファンクにディスコにクロンチョンもこなすマレー系シンガポール・バンドThe Steps。さすがにガレージ・ポップなご機嫌な演奏でPop Yeh Yehものとしてはかなり上位な出来ではないでしょうか。ちゃんとコーラスでイェイイェイ言ってるし。

ただ歌はミナン語なのかインドネシア語なのか判別付かない悲しい僕です。で実際香港でやった意味あるんでしょうかね?特にチャイニーズなオリエンタル要素も感じませんしね。

Elly Kasim Dengan Iringan The Steps - Kumbang Tjari

Elly Kasim Dengan Iringan The Steps - Upiak Siti Rabiatun

Elly Kasim Dengan Iringan The Steps - Djatuah Tapai

Elly Kasim Dengan Iringan The Steps - Sansaro Badan

Elly Kasim Dengan Iringan The Steps - Tam Oi

2012/11/17

Ernie Djohan & Her Buana Suara - To Sir, With Love (Philips, 437828PE, 7")

ちょっとオトナな気分の幾分しっとり盤。しかし完成度高い。特にイントロのなんか始まりそう具合が。でも始まると普通。

しかし可愛い。東南アジア随一のたぬき顔。

Ernie Djohan & Her Buana Suara - To Sir, With Love

Ernie Djohan & Her Buana Suara - Let's Pretend

Ernie Djohan & Her Buana Suara - San Francisco

2012/11/16

Ernie Djohan - I'm A Tiger (Pop Sound, PSE 112322, 7")

西洋的な耳で聴くインドネシア・ファンの誰もがフェイヴァリットに挙げるだろう名盤。

そりゃね、ほんとはちゃんとダンドゥットを掘り下げたいですけど。。なんというか、、やっぱりこういうのも最高です。

東南アジアに西洋カヴァーは星の数ほどあれど原曲を超えるものって少ないと思うのですが、 Nightbreakersを従えたこれはもうたまらない感じ。子猫ちゃんがタイガー演じちゃってる感じ。

11歳で歌手デビューしたっていう天才Ernieちゃんの、まさしく「インドネシアのLulu」時代。ガレージやビートな女子たちはやっぱり可愛さと勢いだけで乗り切るところがありますが、この方は歌い手としてほんとしっかりしてますよね。成長後もインドネシア歌謡の本道を歩まれただけはあります。ひばり並みに感情こもってんなっていう。揺れ具合もスウィンギンを超えてらっしゃって。お国柄、オランダ訛りの英語らしいですが。

でB面最後のあいつもほんと素晴らしい。アジア関係なく60'sビート・ガール最高峰です。ミント盤欲しい。

ちなみにやっぱりKoes兄弟の例に漏れず、スカルノの時代には西洋的過ぎると当局から警告を受けたらしいですよ。

一節でいいから"♪I'm a Sumatran tiger"と歌って欲しかったですが、ジャケもスマトラトラ?

Ernie Djohan - I'm A Tiger

Ernie Djohan - Master Jack

Ernie Djohan - Love Like A Rainbow